【成功者が教えます】調理師から食品メーカーに転職して年収500万円以上になるためのロジック

異業種への転職
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食品メーカーを検討している調理師の悩み
  • ハードル高そう…
  • そもそも料理人から食品メーカーに転職できる?
  • 大学行ってないけど大丈夫なの?
  • 企業は調理師に興味持ってるのかな…

「調理師から食品メーカーに転職できるのか?」

そんな前向きな悩みを持つ人に向けた体験談。

ぼくは18歳から26歳までイタリアンの調理師として約8年間がむしゃらに働いて

27歳で大手食品メーカーへ転職。

今は営業兼、管理職として年収600万以上の給与をもらって毎日がんばってる。

調理師・料理人として

『しょく選びに悩んでいるひと』

にとって、少しでも参考にしてもらえればと思って書いたんだ。

あくまでもぼくの体験談だから、そのつもりで読んでもらえたらうれしい。

包み隠さず本音で書いたから、ぜひ参考にしてみてね!

食品メーカー希望の料理人
食品メーカー希望の料理人

NOBUさん、いろいろアドバイス聞きたいです!

筆者
筆者

OK!

調理師じゃない人も参考になる内容だから、読んでみてね。

ぼくの経歴はこのあと紹介するよ!

筆者NOBUの経歴
  • 18歳
    大手○調理師専門学校

    学校で学びながら、夕方~夜イタリアンでバイト 3人の住み込み生活を1年間

    その後同系列店などでホール接客や副料理長として勤務

  • 24歳
    イタリア料理留学

    トスカーナを皮切りにに学生ビザ更新を経てちょうど2年間 10店舗以上経験

  • 26歳
    帰国後 地元イタリアンへ就職  

    特化型エージェントを利用   8か月で退社

  • 27歳
    食品メーカーへ転職成功

    転職エージェントを利用し1発採用 

  • 29歳
    結婚 

    のちにマイホーム建設

  • 現在
    勤務継続 課長クラス

    完全週休2日制・有給休暇100%取得・福利厚生充実・国内外社員旅行あり

この記事を読んでわかるコト
筆者
筆者

結論から言うと、

飲食業界からの異業種転職はかんたんじゃない。

でもリクルートエージェントと

ASSIGNを利用すれば可能性が大きく広がるんだ。

ぼくが最も信頼する2社をおすすめします。

おすすめ2社エージェントの特徴

リクルートエージェントASSIGN(アサイン)
異業種へのサポート
支援実績業界NO.1※年間総合MVPを受賞
転職後内定後のフォローあり長期的なサポートあり

※ビズリーチ主催JAPAN HEADHUNTER AWARDSにて、4600名の中で最も優れた結果を残したエージェントに選ばれた。

\転職支援実績NO.1、国内最大70万件/
\20~30代のハイエンド企業が得意、未経験の業界への手厚いサポートが魅力/
筆者
筆者

時間がない人は”目次”で飛ばし読みしてね。

なぜ調理師を辞めようと思ったのか

辞める理由には人それぞれあるかと思うけどぼくの場合は、この2つ。

燃え尽き症候群により完全燃焼

最後のレストランがきつかった

ぼくは、

18歳から24歳まで大阪中心地でホールサービス、料理人として働き、個人でイタリア料理学校へ1年留学、その後1年追加修行して帰国。

地元レストランで1年ほど働き食品メーカーへ転職。

そして今に至るという感じ。

辞める理由はこの2つだけど、同時に

「仕事に対する価値観」もはっきりしてきた。

筆者
筆者

ぼくの変化した↓”仕事の価値観”

食品メーカー希望の料理人
食品メーカー希望の料理人

土日・祝日休みたいっていうのは僕も同感です。

一般の人のように土日祝日休みたい

人間らしい働き方をしたい

退職金がもらえる安定した職業に就きたい…

燃え尽き症候群により完全燃焼

大阪でそれなりのポジションを任されていた頃の話。

どうしてぼくより知識も技術もない先輩が料理長をしているんだ。

自分の方がもっといい仕事ができるはず。と

かなりイキってた(笑)

今思えば、どんだけ調子に乗っているんだって感じだけど当時は本気で思っていましたし、四六時中料理のことを考え没頭していたんだ。

筆者
筆者

この頃は、だいぶ尖ってたね(笑)

そして料理留学でイタリアにいく事を決意し退社。

1年のカリキュラムを終え、ビザを取り直しもう1年間武者修行をしたんだ。

帰国する時の感情はとにかく

「やり切った」

「自分の目標を達成できた」という充実感でいっぱいだったのを覚えてる。

いわゆる燃え尽き症候群だね。

それくらい自分にとってハードな2年間を過ごしたと思う。

やり切ったという思いが調理師を辞める理由のひとつだったのは間違いないね。

最後のレストランがきつかった

人のせいにするのは大嫌いなんだけど、でもかなりきつかったんだ(´;ω;`)ウゥゥ

あくまでも当時の話をすると、

週1日休み、毎日14時間労働はもちろん調理仕込みや接客でほんとに毎日へとへと。オーナーシェフ経営で4店舗展開、他に社員の料理人が4人。

まず、先輩の料理人がぼくに対して異常にマウントを取ってきて辞める最後までそれは続いた。

どうしてもイタリア修行帰りというのが気に入らなかったんだと思う。

シェフはその部分では好意的でぼくの料理を実際にメニュー化してくれたりしたんだ。

ただ、人数が少ない上に接客やレジ処理もしなければいけないからとにかく毎日大変だった。

この時期から調理師・料理人として明るい未来が想像できなくなって

燃え尽き症候群も相成って、辞める決意をしたんだ。

そしたら、こんな感情が出てきた

  • ふつうの人のように土日祝日休みたい
  • 人間らしい働き方をしたい
  • 退職金がもらえる安定した職業に就きたい…

転職できたとして、実際はどうなの?

後悔はしないか

調理師から食品メーカーへ転職して、

後悔はありません。

元調理師の同僚も何人かいるけど、みんな後悔はしていないみたい。

なぜ後悔していないかというと、

辞めたとて、大好きな料理はいつでもどこでも出来るから

サラリーマンとして勤務しながら、友人のパーティ、こどものイベントや、地域のイベントで腕前はいつでも披露できる。

実際、ぼくも会社の集いで30人前のケータリングっぽい事をしたし、地元子供会で窯焼き手作りピザを教えたりもした。

調理経験を活かして副業だって出きちゃう。

サラリーマンを辞めていつでもお店を出せるから

食品会社に勤務すると、飲食業界全体の知見が広がるから独立開業する知識が付いてくる。

もし後悔している気持ちがあって独立開業する場合、開業はそこまで難しくないこともわかってきたんだ。

ただし継続すること(続けること)がむずかしいんだけどね…

そういった理由で、

後悔した感情はないし、後悔の感情が出てくれば簡単に戻ることも可能ってわけ。

もっと言えば、食に携わる仕事を通して幅広く勉強することが出来ているよ。

食品メーカー希望の料理人
食品メーカー希望の料理人

遠回りでなくむしろ近道に感じるってことですね?!

筆者
筆者

その通り。開業した多くの先輩たちと知り合う事で

失敗しない方法もわかってくるんだ。

食品メーカーを選んだ理由

調理師を辞めても、食に携わる仕事をしたい!とは考えてた。

異業種の転職で、すごく大事になってくるのが自己分析

ぼく流だけど、とにかく自分の強みを最大限活かすためにまずはノートに書き出してみたんだ。

逆に弱み(苦手なところ)は一切考えなかった。

例えばこんなかんじ

筆者NOBUの強み
  • 人と話して、相手を褒めることが好き
  • 料理を作るのが好きだがメニューを考えるのが好き
  • 食べて批評するのが好き
  • 調理作業工程を改善するのが好き
  • 人やお店の強み・弱みを見極めて指摘するのが好き

強みを書き出す時にだいじなのが、

○○が好きという書き方。

ただ好きだけじゃなくて『動詞』も加えるのがポイント。

例えば、”人と話して、相手を褒めることが好き”のところだけど

『人と話す』のが好き+

『○○すること』が好き。という感じです。

ぼくの場合は、相手の良いところを見つけて褒める事が好きってこと。

強みや好きな事柄の中で、自分の得意は必ずあるはず。

是非やってみてほしいな。

話しを戻して、「食品メーカーを選んだ理由は…」

自分の強みが活かせると感じたから

自分自身で自己分析をした結果、上のような強みを書き出してみた。

転職キャリアアドバイザーと相談して、

ぼくの強みを活かせて、なおかつ希望する収入とも合っていたのが食品メーカーだったんだ。

なので食品メーカーの営業という求人に絞って応募をしたってわけ。

待遇が良かったから

転職を考える上で、『待遇』は大きなポイントだと思う。

今の仕事を続けると体がもたないと感じたし

筆者
筆者

土日祝日休みたいっっっ

筆者
筆者

スーツを着て仕事をしてみたいっっっ

筆者
筆者

家族が養える給料がほしいっっっ

こんなことを本気で考えていたよ。

40歳、50歳と年齢を重ねていったら飲食の退職金はあるか、ないかも考えちゃう。

ある方が絶対にいいし、

好きだから、今は修行の身だからお金はそんなに必要ないなんて言える年齢じゃなくなったってこと…(当時26歳くらい)

ぼくの想いとタイミングよく企業求人も出ていたからすぐに書類を提出して

面接に進んだという流れだね。

大好きな料理が中心の仕事だから

自分の強みを活かせるのと近いけど、料理が大好きなのでモチベーションは常に高く保てる。

筆者
筆者

営業だからストレスがないとは言えないけど、大好きな料理を身近に感じお客さんと同じ目標に向かって仕事が出来ているというのはとても充実感を感じるよ。

たとえ飲食に戻っても勉強になる

たとえ飲食業界が名残惜しくなって戻ろうと思ったらすぐに戻れるのも理由のひとつ。

むしろ、HACCAPや原価計算、人時生産性、原材料知識、食品添加物知識、食中毒知識、日持ちデータの考え方、一般細菌検査の方法、正しいビールの入れ方、ワインの知識、酵素・酵母知識など、

とにかく

『食品』に関するあらゆる知識を学ぶことが出来る環境なんだ。

調理師・料理人で働いていたらこの絶対に得る事が出来なかった。

もっと言えば、繁盛店ノウハウやSNSマーケティング、求人方法とかも勉強出来るから、もしも

筆者
筆者

やっぱり自分の店を持ちたい!

もう一回やる!

ってなってもぜんぜん大丈夫なんだ。

むしろ、知識の上ではパワーアップしているから成功する確率は格段に上がってる。

一般的に食品メーカーに就職するには

ほとんどの場合、食品メーカーに就職するには四年生大学卒者が多い。

大学や短大の農学、生活科学系の学部・学科などで食品関係の専門知識を修得したり、

栄養士、管理栄養士などの資格を取得した学生が優位に内定をもらえる傾向にあるんだ。

今からでも間に合う有効な資格も紹介してるよ。

事実、ぼくの会社・事務所内で働く同僚のほとんどは大学卒業者。

ちなみに、どの大学や学部が食品会社に強くて有利なのか見てみよう。

食品メーカーに有利な大学

日清さん、森永さん、味の素さん、日本ハム、山崎製パンさん…

食品メーカーを上げたらきりがないけど採用状況を見ると四年生大学卒の方がほとんど。

大手食品メーカーの出身大学は、慶應・早稲田、京都大学、東北大学、大阪大学、九州大学、明治大学が多いことは間違いない。これらの出身大学者は特に”研究職”が多い傾向があるね。

日本のトップ企業が日々商品開発をしてくわけなので、優秀な人材を必要としているのは当然だよね。

これは少し前のデータだけど『食品業界に強い大学をリサーチ』したランキング記事。

やっぱり有名大学出身者が多くて、内定も取りやすいと思う。

2022年 著名400社 業種別実就職率 食品編(26社)

食品業界に強い大学| 朝日新聞

東京海洋大、東京農業大、一橋大、慶應・早稲田、京都大学、東北大学、大阪大学、九州大学、明治大学、県立大学、公立大学…

食品メーカーに強い学部

大学の学部で食品メーカーに強く、有利な学部がこちら。

研究職 ~新商品や食品素材の開発/研究~

食品科学・食品工学系学部
食品の製造、品質管理、食品成分の分析などに関する知識を学ぶ。食品メーカーでの研究開発や製造部門、品質保証などに関連性が高いね。

農学部(食品科学専攻)
食品の栽培や生産、加工方法に関する知識を学ぶことができ、特に原料調達や生産技術に強みを持つ人材を求める食品メーカーに有利。

化学・応用化学系学部
食品の成分分析や添加物、保存技術に関連する知識を学ぶ。食品の安全性や新製品の開発に関与する職種に適している。

栄養学部
栄養素のバランスや健康面に配慮した製品開発に強い。栄養士の資格を活かして、製品の栄養価や健康効果を考慮した商品開発などに携わることができる。

工学部(バイオテクノロジーや生物工学専攻)
バイオテクノロジーを活用した食品開発や品質改善など、革新的な技術を取り入れる食品メーカーでの就職に有利。

営業職 ~BtoB,BtoCの商談、ルート営業~

経営・経済学部
マーケティングや営業、経営企画といったビジネス面での役割を担うことを目指す場合は、経営学や経済学のバックグラウンドも強み。

一般的にはこれらの学部での学びを活かして、食品メーカーの研究開発、品質管理、営業やマーケティングなどさまざまな職種で配属されるってわけ。

ぼくたち調理師が狙える職種

調理師から食品メーカーに転職するためのおすすめ職種

食品メーカー希望の料理人
食品メーカー希望の料理人

ココが一番知りたかったんです!

名だたる大学の学生たちは、食品メーカーの就職に有利なことはわかってもらえたと思う。

中途採用で食品メーカーを検討しているライバルも同様、大学卒の場合がほとんど。

でも、大丈夫!!

筆者
筆者

調理師として働いたキャリアは無駄ではじゃない!!

中途採用の裾野が広く、可能性が高い職種が

営業職です!!

まずはこのリアルな数字を見てほしい

ぼくが働いている職場の営業職は全部で25人、そのほとんどは新卒の四年制大学。

そのうち中途採用者(転職者)は4人

その中で、調理師専門学校卒は3人

率にして、16%の中途採用者がいるわけだけど

この狭き門に全力でコミットする必要があるってこと。

先述した通り、ぼくの食品メーカーを選んだ理由は

自分の強みが活かせると感じたから

想像してみてほしいんだけど

新卒四年生大学で

”営業職”を希望しているとする。

そのほとんどは『経済学部』なんだ。ほとんどの人は権威性のある資格は持っていない。

つまり、学力の差で言えば

四年生大学卒 VS 専門学校卒

同僚いわく「誰でも入れる大学だった…」という人が大半。

社会人のスキルで言えば、

 居酒屋でバイト VS 調理スキルお客さんとの接客

料理人の方が時に厳しい対応を日々こなしているよね。

だからほとんど同じ立場。いや、それ以上だと思う。

新卒四年生大学よりも価値が高いって事なんだ。

食の知知識量・技術で言えば圧倒的に調理師・料理人に分がある。

だから

筆者
筆者

本気でやれば、

調理師は食品メーカーに転職できる!!

注意してほしいのが、20代30代ではかなり違うという事。

それぞれの年代で詳しく説明しているよ。

業界用語も予習しておくと面接で役立つんだ。

【飲食からの転職】に特化したおすすめのエージェント2社

とはいえ、調理師・料理人が他業種へ転職することは簡単じゃないのも事実。

でも、この2社のアドバイザーと伴走すれば可能性は大きく広がるんだ。

筆者
筆者

実際に利用したのはこの2社

  1. リクルートエージェント
  2. ASSIGN(アサイン)

おすすめ2社エージェントの特徴

リクルートエージェントASSIGN(アサイン)
異業種へのサポート
支援実績業界NO.1※年間総合MVPを受賞
転職後内定後のフォローあり長期的なサポートあり

※ビズリーチ主催JAPAN HEADHUNTER AWARDSにて、4600名の中で最も優れた結果を残したエージェントに選ばれた。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、業界最大級の求人数と豊富な非公開求人を持つ転職エージェント。

ぼくの体験から言えば、エージェントは腰の低い男性で言い回しも優しい方だった。

しつこい印象はなくて、最終的に他社で決めた時もスマートに退会することが出来たよ。

\転職支援実績NO.1、国内最大70万件/

ASSIGN(アサイン)

20代から30代の若手ハイエンド層に特化した転職エージェント

特にコンサルティング業界やIT、営業職に強い。

ぼくの体験から言えば、ここの担当エージェントは手厚かった

履歴書・面接の指導はもちろん、”食品メーカー営業ならこのパソコンスキルも必要ですね”とか内定を取る手段を細かく教えてれたんだ。

利用した転職者の90%以上が「本音で相談できる」と回答しているけど、ぼくも同じ印象をもったよ。

食品メーカー希望の料理人
食品メーカー希望の料理人

ぼくはASSIGNメインで、どっちも利用したいと思ってます。

2つ利用したら消化不良になりますか?

筆者
筆者

消化不良になるかは、正直本人次第かな。

3つ以上の登録だとごちゃごちゃするから、2つくらいが丁度いいんだ。

\20~30代のハイエンド企業が得意、未経験の業界への手厚いサポートが魅力/

食品メーカーに向いている人

ぼくは20年近く食品メーカーに勤めているけど、向いている人の性格が明確にわかってきた。

食べることが好きな人

ちょっとした昼ご飯でも美味しい店に行って食べたい。彼女と行く店は間違いない店を選びたい。など日常の食生活において『食べることが好き』な人が向いてる。

食べることが好きな人は同時に、スーパーで買う食材にも興味関心が高くて、

せっかくなら良い食材を選びたいと常に考えているはず。

何気なく目にする食品会社のCMや飲食店の料理広告が目に留まって

『美味しそうだな、行ってみたいな』

という気持ちが少しでもあれば食品の仕事に向いているよ。

また食べることも好きだけど、料理をすること自体が好きという人もたくさんいると思う。

そんな人も、もちろん向いてる。

ただ、ぼくの会社には

『あまり料理をしない、ほとんどしない』

という人もかなり多い。知り合いの他社食品メーカーもそんな人はけっこういるんだ。

つまり、料理が出来る・出来ないはあまり関係なくって『食べることが好き』という方が大きな意味があるような気がするよ。

食品メーカー希望の料理人
食品メーカー希望の料理人

すごく安心しました!

ぶっちゃけ作るより食べる方が好きなんです(笑)

筆者
筆者

ぼくの職場でも、家で一切料理しない人はたくさんいるよ。

安定を求めている人

食品は経済の影響を比較的受けにくく、常に一定の需要があるよね。

長い目でみても安定した働き方が期待できる業界なんだ。

そこが『くいっぱぐれがない』と言われている理由。

反対に飲食業界は、コロナ過であったように直でダメージを受けちゃう。

食品メーカーであれば外食でのダメージは受けるけど、中食や内食での売上が見込める。

食品会社のカテゴリー別で言えばコロナ過で大幅に売り上げを伸ばした会社もあるよ。

給与にこだわらない人

食品メーカーは一般的に、

他の業界(インフラ関連・建設・IT・金融)と比較して給料は安い水準。

大手は既に商品の認知が高くて、ブランドイメージを確立しているよね。

そのイメージを保ち、消費者に定着させるため、多くのメーカーは大胆な経営方針をとらない。

だから、年収400~500万円の層が多くて、年功序列で少しずつ給与が上がっていく仕組みなんだ。

ただヤクルト、味の素さんのように

自社オリジナル商品を開発している企業は利益率が高くて給与も高い傾向がある。

高所得の食品メーカーほど保守でありながら革新的な商品開発を継続して、新たな売上を模索する経営方針を取ってる。実際にネット上ではJT・味の素・サントリー食品さんの平均年収は1,000万円を超えてるよ。

ほとんどの食品メーカーは年収が400~500万円で、給与が緩やかに上がっていく感じ。

対人関係が上手な人

食品メーカーは、商品開発、マーケティング、営業、経理、物流など様々な職種があって、

人とのコミニュケーションが多いのも特徴。

対人関係が少ない商品開発、技術開発部門であっても

意見交換や評価、結果報告などの対人関係は必須だよ。

営業部門において対人関係が上手な人が有利とされているけど、優秀な営業マンほど多くをしゃべらない。

つまり、しゃべりが上手な人が向いているというよりも、

人とのコミニュケーションが上手な人、対人関係が上手な人が向いていると思う。

食品メーカーに向いている人

  • 食べることが好きな人
  • 安定を求めている人
  • 給与にこだわらない人
  • 対人関係が上手な人

こういった特徴から、ほとんどの調理師・料理人さんは食品メーカーに向いていると思ってる。

新卒四年生やほかの中途採用ライバルよりも魅力的でスキルが高いはずなんだ。

ホテル<br>調理師さん
ホテル
調理師さん

僕なんか、ホテルで調理を2年しかやってないし、接客もしたことないからムリゲーじゃないですか!

無理だと決めてしまったらそこで試合終了。

☑ホテルで調理を2年間携わっていた経歴は、十分に価値がある。

☑接客経験がなくとも、厨房で先輩や同僚とコミニュケーションを取っていたはず。

しゃべりが得意な人が『食品会社の営業に向いている』と、食品会社の面接官は一切思っていません。事実、ぼくの職場がそうだから。

足らない部分を少しだけ補って、まずはチャレンジしてみよう。

筆者
筆者

ぼくなんかが転職できたんだ。あなたも必ず成功できるよ!

食品メーカー勤務で良かったこと

良かったことはたくさんあるのでわかりやすくまとめてみたよ。

良かったこと
  • 年収が上がった
  • 完全週休2日制・有給20日取得・手厚い福利厚生
  • 結婚することが出来た
  • 家族の時間が増えた
  • 副業を始めることが出来た
  • 趣味の時間が増えた
  • 食の知識が幅広く習得出来た

辞めようとしたときに、仕事の価値観を真剣に考えたんだ。

  • 一般の人のように土日祝日休みたい
  • 人間らしい働き方をしたい
  • 退職金がもらえる安定した職業に就きたい…

今、すべて叶えることが出来てる。

食品メーカー勤務で悪かったこと

もちろん悪かったことや、しんどかったこともあるので書き出すね。

悪かったこと
  • 最初の3年間くらい給与が少ない
  • 休みの日でも電話がかかり仕事モードになる
  • 苦手なお客さんとのストレス
  • 転勤の可能性がある
  • 週末祝休みなので人が多い

もちろん会社によるけど、一般的な話をするね。

ぼくの場合、前職イタリアンのお店で手取り25万だったのが

食品メーカー転職後の3年間は手取り18万

これは家賃補助や確定拠出年金、積み立てとかも含まれるからリアルな数字じゃないけど

手取りだけを見るとぐっと下がったんだ。

筆者
筆者

今だから言えるけど、当時付き合っていた妻は、

不安だったって後から話してくれた(笑)。

食品メーカー希望の料理人
食品メーカー希望の料理人

NOBUさん、急に不安になってきました💦

でも大丈夫。年数が経つと同時に年収はぐんぐんアップ⤴

確か、10年目の36歳頃に500万円を超えていたと思う。

営業だから、対人関係によるストレスは付き物だからどうしようもないかな…

ストレスを溜めないように工夫しているよ。

年収500万以上までの道のり

これがぼくのざっくりした年表。

転職してからだいたい10年目くらいで年収は500万以上になったんだ。

ちなみに

今の年収はもうちょっとあるよ。

筆者NOBU 年収の流れ
  • 前職イタリアン
    手取り25万

    家賃補助なし・積み立てなし・国民年金・国民健康保険

  • 食品メーカー
    転職直後
    手取り18万

    家賃補助あり・積み立てあり・厚生年金・健康保険

  • 入社5年目
    手取り24万

    中堅社員の立場 年収400万

  • 入社10年目
    手取り28万

    役が付き年収500万を超える

食品メーカー転職直後に注目してほしいんだけど、手取り18万と下がってる。

ただ家賃補助あり・積み立てあり・厚生年金・健康保険加入なので

実質的には前職イタリアンより高いよ。

その後確か4~5年も経たないうちに手取りが24万になったという流れ。

会社によって給料水準は違うとは思うけど食品メーカーであればこれが一般的な水準かな。

食品(食肉)メーカー営業マン 1日のスケジュール

食品メーカー希望の料理人
食品メーカー希望の料理人

ぼくが、一番気になっているやつです。

スターゼン、西日本フード、福留ハムとかですよね?!

業界用語も知りたいです!

筆者
筆者

そうだね。

この畜産系は重労働だから腰が丈夫な人が合ってると思う。

食品メーカーの営業と言っても、

  • スーパーのバイヤーへ直接商談
  • 問屋さんへ商品を紹介する営業
  • BtoB 食品原料会社から食品メーカーへ商談
  • 商社への営業・商談
  • 物産展示会、イベント出店、デパート出店営業

など営業手法は企業によって違うし、取り扱う食品部類にもよって違うんだ。

今回は

食肉メーカー営業マンでスーパーのバイヤーに商談をする1日を解説するね。

食肉メーカー営業マンの1日
  • 8:00
    出勤 事務所

    社内掃除、朝礼、指示伝達、所長伝達、課のミーティング、メール確認

  • 9:30~
    10:30
    試作

    共同案件で進めているメーカー事務所へ出向き調理

    写真撮り 原価計算 工場や店舗での作業手順オペレーション資料作り

  • 11:00~
    12:00
    スーパーバイヤーと商談

    商品説明、見積提出、原料物流説明、提案品の利点、リベート(手数料)

  • 12:00
    昼食 

  • 13:00~
    15:00
    店舗まわり

    お肉売り場のPOP貼り換え、依頼内容の提出、提供原料の聞き込み

  • 16:00
    事務所で案件整理 商談準備

    次の商談のアポイント取、商談準備、プレゼン準備、使用原体の仕入れ調整

    欠品確認、クレーム対応、日報作成

  • 17:00
    退社 事務所

    残業があればそのまま事務所に残り仕事 遅くても19:00には確実に退社

食肉メーカーの営業マンは、商談や原体仕入れのほかにルート営業もある。

曜日によって行くお店を決めて、商談をしていくという業務。

ルート営業の会話例

【訪問時】 来週は○○を○○kg配達しますね。

これ新商品が出たんですが紹介するお時間ありますか?

こんな感じで1日10~15軒くらいまわるイメージ。

ちなみに運転ですが

中型自動車免許及び取得予定者

が一般的な求人条件。

取得予定者というように企業が準備してくれてる場合もあるんだ。

中型自動車免許

車両総重量7.5トン未満の車を運転できる免許。普通免許を持っている人が取得でき、主にトラックやバンを運転する際に必要。取得費用の目安が20万円〜30万円くらい。

調理師・料理人から食品メーカーに転職できるの?

誰でもみんなとは言えないけど

転職することは出来る!

むしろチャンスだと思ってもらっていいよ。

調理師を目指すひと自体が少なくなってきて、貴重な存在なんだ。

食の安全・安心を一番に考える食品メーカーにとっては

幅広く知識がある調理師・料理人は戦力そのもの。

ただそのためには綿密な作戦が必要になってくる。

食品メーカーへ転職する方法

とは言っても知っての通り、食品メーカーは人気。

就職倍率も高くてぼくの場合は158倍だった。

ぼくが実践した”必勝方法”を紹介するね。

筆者NOBU 1発合格した転職のながれ
  • 2か月前
    転職エージェント 選び

    総合型エージェントを選ぶこと

  • 2か月前
    自らも企業リサーチ

  • 1か月前
    履歴書・職務経歴書 作成

  • 20日前
    面接

  • 当日
    内定通知・採用

転職エージェント会社を選ぶことが最初のやるべきこと。

ぶっちゃけて、転職成功難易度を10段階で言うと

『飲食→飲食』難易度『3』

『飲食→食品メーカー』難易度『8』くらい。

だから、単独で活動するより転職エージェント会社のプロと一緒になって進めていくことが必須条件。

単独で進める事もできるけどノウハウがないから落ちる数も多くなる…

少しやさしめに表現したけど、はっきり言うと!!

転職エージェントを使わないとほぼ無理です。

筆者
筆者

ライバルが強い中、単独での戦いは無謀なんだ。

具体的に重要となるのが、

面接。

面接も、キャリアアドバイザーにアドバイスをもらって自己練習をしてほしい。

飲食業界の転職面接と準備は同じだけど、圧倒的にライバルが多いので入念に練習が必要。

ライバルとは…

  • 新卒四年生大学生
  • 同業食品メーカーで働いていた中途採用者

です。

中途採用者のほとんどは、前職で他の食品メーカーで働いていた人が多い。

どう見てもライバルが有利そうなのはわかると思う。

筆者
筆者

でも大丈夫!!

ぼくたち調理師や料理人は

ライバルにはないものをたくさん持っているからその武器を最大限アピールしていけばいいだけなんだ。

これは↓飲食業界への転職面接ノウハウを書いた記事だけど、参考になるから見てみてね。

食品メーカー以外のおすすめ転職先

調理師から転職におすすめの異業種
  • 営業職
  • 接客業
  • 介護・看護職
  • 製造業
  • IT系職種
  • 美容業界
  • スポーツ系職種

食品メーカー以外にも調理師・料理人のスキルや特徴を活かした業界はたくさんある。

自己分析をして、自分の好きや強みを最大限活かせる業界を探してみよう。

調理師からの異業種転職の詳しい記事はここに↓載せてるよ。。

入社してから年収アップする方法

名だたる食品メーカーの年収を見てもらうとわかるように、食品メーカー(会社)でも水準が違う。

年収1,000万あるメーカーであっても、その会社での平均なのでその水準になる為の努力が必要なんだ。

年収を上げる為には昇格基準があって

  1. 業績評価(成績評価):売上達成率、納品数量、売上金額などの基準
  2. リーダーシップ:チームをまとめる力 人をまとめる能力
  3. 資格、スキル:社内外の資格取得 職務経験などで判断
  4. 勤続年数:入社しての勤続年数からの判断

これらを基準として評価を受ける。

ほとんどの会社で1と2を重視するところが多いね。

食品メーカーに入社成功が出来れば、わりとすぐに年収500万を達成はできる。

頑張り次第で、更にステップアップも可能だからどんどんチャレンジしていこう。

食品メーカー希望の料理人
食品メーカー希望の料理人

NOBUさん、すごく勉強になりました。

ぼくも勇気をだしてチャレンジしてみます!

筆者
筆者

今までの経験を最大限活かせればだいじょうぶ!

応援してるよ。

最後に…

あくまでもぼくの成功パターンということを念押ししておくね。

少し前に、

『仕事の価値観』

と話したけど、あなたが何を大事にするか。

という問いに真剣に向き合えばおのずと答えは出てくるんだ。

あなたに合った答えを是非見つけてください。

しょく選び.comは、

これからも調理師さん・料理人さんそして飲食業界の地位向上の為に発信していくよ。

筆者
筆者

リクルートエージェントと

ASSIGNを利用すれば可能性が大きく広がるよ。

ぼくが最も信頼する2社をおすすめします。

おすすめ2社エージェントの特徴

リクルートエージェントASSIGN(アサイン)
異業種へのサポート
支援実績業界NO.1※年間総合MVPを受賞
転職後内定後のフォローあり長期的なサポートあり

※ビズリーチ主催JAPAN HEADHUNTER AWARDSにて、4600名の中で最も優れた結果を残したエージェントに選ばれた。

\転職支援実績NO.1、国内最大70万件/
\20~30代のハイエンド企業が得意、未経験の業界への手厚いサポートが魅力/

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