✅丈夫で健康な体が大事というコト
✅両親との同居の重要性
✅協力者の重要性
✅子育てがワンオペとなる未来
✅共働きとなる可能性が高いコト
調理師・飲食勤務の彼氏と結婚を前提にお付き合いをする際、結婚生活をイメージする事がとても大事です。
子供が生まれるとその生活環境は一変し子育て期間の突入となります。
一般的に飲食業界は労働時間が長い、給料が安い、家にいない、など多くのマイナスイメージがありますが、この記事を読むことによって奥さんとしてどのように支え応援していくか具体的な考えがわかり、よりよい未来へとつながります。
是非参考にして下さい。
調理師や飲食勤務の彼はやめといた方がいいって友達に言われるけど私は大丈夫!!ずっと支えたい!!
その気持ちはとっても大事だよ。男としてその気持ちは嬉しい。
でも、先を見据えて考える事は大事なんだ。
飲食勤務の彼氏と生活する上で必要なこと
丈夫で健康な体が必要
調理師は一般的に長時間労働と言われています。
筆者も以前料理人の時には平気で1日14時間勤務をしていました。
休みは隔週の場合が多く多く取れても月に6日休みという場合が普通に存在しています。
そんな中で、朝遅い時間に出勤し夜遅く帰宅するご主人を支える為にはあなたの体力が必要です。
今2人の生活で掃除、洗濯、食事などの家事はほぼ必要がないですがゆくゆく子供が出来ると全く余裕がない生活が続きます。
体力がないと、毎日の育児をこなしながら家事をするという事は相当大変です。
下記は赤ちゃんがいる一般的なママの1日スケジュールです。
時間 | 活動 | 説明 | 時間割合 |
---|---|---|---|
午前7時 | 起床 授乳 | 起床、赤ちゃんに授乳をする | 約1時間 (4.2%) |
午前8時 | 朝食 | 離乳食を食べさせ終えてから自分も食事をする | 約1時間 (4.2%) |
午前8時半~ | 家事 | 掃除や洗濯などの家事を行う | 約1.5時間 (6.3%) |
午前10時 | 外出 | 子連れで外出する場所へ行く | 約2時間 (8.3%) |
午後0時 | 昼食 | 離乳食を与え、必要なら授乳も行う | 約1時間 (4.2%) |
午前1時 | 昼寝 | 赤ちゃんがお昼寝する時間。家事などを進める | 約2時間 (8.3%) |
午後3時 | 遊び | 赤ちゃんが起きたら遊び始める。冬は主に家で遊ぶ | 約1時間 (4.2%) |
午後4時 | テレビ鑑賞 | 子供の番組を一緒に見る。歌ったり楽しむ | 約1時間 (4.2%) |
午後5時 | 入浴 | 夕食後、就寝までの時間に入浴する | 約1時間 (4.2%) |
午後6時 | 夕食 | 赤ちゃんに離乳食を食べさせ、自分も食事をし、片付ける | 約1.5時間 (6.3%) |
午後8時~9時 | 就寝 | 赤ちゃんのテンションによって寝かしつける。大人の自由時間 | 約1-2時間 (4.2-8.3%) |
青い字での部分だけ旦那さんが家にいる時間です。
でも実際はいるだけで帰宅が遅いため必然お布団の中で寝ています。
夜10時頃に旦那さんが帰宅するとしたら既にあなたが赤ちゃんを寝かしつけて一緒に寝てしまっている状況です。
お店で食事を済ませている場合もあるでしょうし、お風呂に入って寝てるだけというイメージです。
輪をかけて調理師の旦那さんは、子育て応援する事が少ないので奥さんの体力は必ず必要なんです。
子供にとっては1人しかいないママですので定期的にダウンしていまったら大変です、規則正しい生活と食事に気を付けていきましょう。
両親との同居
職業事情で家にいないという事がわかっているのであれば、子育ての負担は奥さんに重くのしかかります。
その場合一つの提案として、どちらかの両親と同居するという考えもいいかと思います。
日本の人口集中地域では、親との同居率が20%未満で、別居の傾向が高いですが一方で、非人口集中地区いわゆる田舎では、夫側が親と同居する割合が高く、妻側を含めると約40%が同居しています。
しかし、人口の多い都市の同居率は2割未満で、別居が8割以上です。つまりほとんど一緒に住んでいません。
飲食勤務であるとすれば田舎を住む場所としての選択はありませんのである程度便利の良い地域だと思います。
勤務地から往復30分~1時間の通勤時間で通える住宅で、ご両親と住むというプランです。そうすれば日々の家事や子育てが随分と楽になります。
ご両親が旦那さんの仕事を応援してくれているのであればスムーズに進むことでしょう。
もし、難しいという返答であれば里帰り出産、または定期的に面倒を見てもらうようにお願いをするとかなり違ってきます。
協力者を探しておく
子育てが落ち着く期間は筆者の経験でいくと、8歳以上の小学校2年生以降だと思います。
ですので手がかかる0歳~8歳までの8年間もの間、子育ては落ち着きません。
ご両親の応援がない場合、ほぼ一人で子育てをするのは本当に大変です。
そんな時には様々なサービスやアイデアを駆使して手伝ってもらいましょう。
まずは国が準備してくれているサービスですが主にお金の支援となっています。
続いて住んでいる自治体のサービスをご紹介しておきます。自治体でかなり内容が違うので住んでいる自治体に確認していきましょう。
行政の支援は手厚いものがあります、子供が生まれた際定期的に母子検診があるのですがその健診の場やママの集まりなどで情報収集が自然に出来るので安心して下さい。
より情報が必要であれば、住んでいる市町村が発行している市報や、近くの交流センターへ出向き担当者に質問してみましょう。
これらの手当または医療などの社会保障制度は自分たちから取りにいかないと恩恵はありません。つまり待っているだけでは手当などの情報は自動的には入ってこないのです。
しっかりアンテナを立てておきましょう。
その他子育てを応援してくれる民間会社のサービスも沢山あります。
すごく便利だなと感じるのは、おもちゃのサブスクだったり、宅配サービス、ネット配信サービスです。
子供が小さい時や暑い季節など外出するのも大変なので上手に活用する事で負担なく子育てが出来ます。
もし、ママが体調を崩した場合飲食勤務の旦那さんは急に休みを取るのは困難です。その為に、ご両親に事前連絡または仲良くなったママ友などに事前にお願いをしておきましょう。
家族よりも赤の他人や民間サービスに頼った方が気が楽な場合があります。
ママさんご本人がダウンした時が一番大変なのでそのシュミレーションを旦那さんと共有する必要がありますね。
子育てがワンオペ
「ワンオペ」とは「ワンオペレーション」の略で、元々は人手不足のレストランやお店で1人の従業員がすべての作業を行う状況を指していました。
しかし、現在では「ワンオペ育児」として、ママ・パパが1人で育児をすることを意味する代名詞となっています。
2014年には飲食チェーン店で深夜の一人勤務が社会問題となり、過酷な労働条件が注目されました。
この考え方は子育てへと広がり、夫婦共働きでも育児を母親に任せきりにする状況や、シングルの人が親の介護を一人で担う「ワンオペ介護」といった形で使われるようになりました。
特に「ワンオペ育児」はインターネットで話題となり、2017年には流行語大賞にノミネートされるほどの注目を集めました。
調理師・飲食従事の旦那さんを持つとその可能性はかなり高くなる傾向があります。
ワンオペ育児を作り出してしまう要因を次に記しています。
子供が小さい時0歳~3歳くらいが特に大変で育児ストレスを抱える期間でもあります。
そんな中で、ひとりで育児をするには先述した”丈夫で健康的な体”であったり”両親と同居する”または”協力者”をお願いするなど様々な準備をしておく必要があります。
家計
あなたの旦那さんの所得に不満がなければ問題ありません。
一般的には調理師や飲食業界の所得は低いとされているので日々の節約など上手にやりくりする必要があります。
下のランキングは業種別所得で、小売外食は359万円となっといます。
年収の高い業種は?平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】
業種分類 平均年収 全体 男性 女性 金融 469万円 572万円 394万円 メーカー 466万円 506万円 381万円 総合商社 464万円 525万円 374万円 IT/通信 446万円 478万円 393万円 建設/プラント/不動産 432万円 470万円 364万円 専門商社 424万円 468万円 361万円 インターネット/広告/メディア 423万円 469万円 381万円 メディカル 408万円 499万円 354万円 サービス 377万円 419万円 335万円 小売/外食 359万円 400万円 317万円
業種別に見る日本の平均年収(平均年収ランキング最新版) |転職ならdoda(デューダ)
しかし、もし月に5万程度の収入があればどうでしょうか。
すごく助かりますよね。
ここで大事になってくるのが、1歳満たないお子さんを預けてパート、または正社員復帰して働くかの選択です。
仕事復帰またはパートで稼ぐ
復帰する場合ですが、事前に事業主と話しが通っていればかなりスムーズです。
そうでない場合かなりの労力を使う事だと覚悟しておいた方が良いでしょう。
保育園に預けてが前提ですが預ける条件は下記の事項となります。ハローワークや転職サイトをまずは探してみて下さい。
転職サイトはあなたの特性をよく理解して判断し紹介してくれます。必ず自宅から近く便利な事業所を探しましょう。
保育園に預ける際に規定があるのが下記の事項になります。
下記事項のように子供を預ける為には何かしらの理由が必要という事です。ですので家計を楽にする為に働くという事は正当な理由ですので問題なく申請していきましょう。
ただスムーズにいけばいいのですが待機児童などの問題もありすぐに預ける園が見つかるとは限りません。
- 就労中である
- 妊娠中や出産後である
- 保護者または家族に病気や障害がある
- 親族の介護や看護が必要である
- 就学中であること(職業訓練校を含む)
- 求職活動中である(起業準備を含む)
- 既に育児休業を取得している
様々な意見がある中で一番大事にしないといけないのはお子さんの気持ちです。とは言え0歳の赤ちゃんが自らの意思や考えを使える事が出来るはずもありませんのでご夫婦の考えがベースとなるでしょう。
参考までに筆者の妻は”3歳までは母親が見るべき”と強い意志で3人の子供たちを育ててくれました。
在宅で出来る仕事
おすすめは、”在宅で出来る仕事”です。最近はパソコン1台あれば可能な仕事が沢山あります。
可能性を秘めているのはやはりブログをして広告収入を得る事ですが結果が出るまで時間がかかります。
しかしママブロガーは沢山いらっしゃるようで30~40万またはそれ以上稼ぎたいという意欲があればおすすめです。もう少し勉強してから挑みたいという方はまずは確実に報酬が得られるブログの執筆を請け負うウェブライターが良いでしょう。
このように、家計(所得)事情から共働きとなる可能性は高いと推測します。
厚生労働省が公開している下記グラフは1980年から2020年の共働き世帯数の推移で1995年頃を境に逆転し圧倒的に共働きが増え続けている事がわかると思います。
図表1-1-3 共働き等世帯数の年次推移
図表1-1-3 共働き等世帯数の年次推移|令和3年版厚生労働白書ー令和時代の社会保障と働き方を考えるー|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
共働き世帯が増え続けると下記のような懸念材料が生まれてきます。
- 労働力不足の懸念:生産年齢人口の減少により、労働力不足が深刻化し、共働き世代への負担が増加する可能性。
- 育児と介護の負担増加:高齢者人口の増加と子ども人口の減少により、共働き世代が育児と介護の両方の負担を抱えることが多くなる。
- 社会保障制度への影響:高齢者の増加に伴い、年金や医療費などの社会保障制度の持続可能性が課題となり、共働き世代への負担が増す。
結果、既に子育て世代に負担が多くのしかかっているんです。
ですので、早い段階からしっかりと準備し計画を立てておく必要があります。
調理師・飲食勤務の彼氏と結婚前に考えるべき事 5選 まとめ
これらは脅しているわけでもなく可能性が高い事例を述べています。
あなたがこれらをイメージする事で事前準備が出来るし、必ず知識として役立つと思います。
彼氏とイメージを共有する為に、しっかりと話し合いをするのをおすすめします。
特に男性は感情の生き物ですので彼女である、あなたが冷静に指摘してあげる事がポイントです。
調理師から転職をした筆者が感じるのは、必ずしも飲食を続けるという彼氏の気持ちは子育てにおいて重要ではありません。
重要なのは一緒に子育てをして幸せな家庭を築く事です。
筆者もそうでしたが冷静な判断が出来る女性だからこそ、”転職という提案”も出来ます。
2人の間で、『何を大事にしていくか?』を第一優先に話し合えばおのずと結論が出てきます。
2人でよく相談をしてより良い方法に進むことを願っています。
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