- どうすれば内定をとれるのか知りたい
- 難しいと言われている理由を知りたい
ぼくは調理師から食品メーカーに転職して、今は年収600万円以上。
難しいからと決めつけて諦めるのはもったいない!
少しの勇気と少しの努力でライバルと大きく差を付けることが出来るんだ。
むずかしいと言われている理由と
どうすれば内定を勝ち取れるか、ぼく自身の経験をもとにわかりやすくお伝えします。

ぼくは諦めたくないです!
NOBUさんいろいろ教えてください。

OK!コツを伝授するよ。
「なぜ難しいのか」がわからないと作戦も立てられないからね!


まず、これがぼくの経歴。
- 18歳大手○調理師専門学校
学校で学びながら、夕方~夜イタリアンでバイト 3人の住み込み生活を1年間
その後同系列店などでホール接客や副料理長として勤務
年収:280万
- 24歳イタリア料理留学
トスカーナを皮切りにに学生ビザ更新を経てちょうど2年間 10店舗以上経験
- 26歳帰国後 地元イタリアンへ就職
特化型エージェントを利用
8か月で退社
- 27歳食品メーカーへ転職成功
転職エージェントを利用し1発採用
年収:400万程
- 29歳結婚
のちにマイホーム建設
- 現在勤務継続 課長クラス
完全週休2日制・有給休暇100%取得・福利厚生充実・国内外社員旅行あり
現在:年収600万以上

結論で言えば、ぼくはこの2社を利用して採用になりました。
おすすめ2社エージェントの特徴
会社名 | リクルートエージェント | ASSIGN(アサイン) |
対象 | すべての世代 | 20~30代 |
異業種へのサポート | ◎ | ◎ |
支援実績 | 業界NO.1 | ※年間総合MVPを受賞 |
転職後 | 内定後のフォローあり | 長期的なサポートあり |
※ビズリーチ主催JAPAN HEADHUNTER AWARDSにて、4600名の中で最も優れた結果を残したエージェントに選ばれた。


扱う求人案件やサポートが違うので2社登録をおすすめしているよ。

転職が難しいと言われる理由

誰に聞いても無理だからやめとけって言われるんです…

確かにその指摘は正論かもしれない。
具体的な理由を見てみよう。
- DXが進み人を必要としない体制になっている
- 35歳までの制限が多い
- 離職者が少なく採用枠が少ない
- 即戦力でなければ通用しにくい
DXが進み人を必要としない体制になっている
DXとはデジタルトランスフォーメーションの略で、パソコンやAIなどのデジタル技術を使って、会社のやり方や仕組みを大きく変えること。
仕事の流れや考え方そのものを、もっと便利で新しい形に変えることを目指しているんだ。
DXが進んでいる大きな理由は、日本の「人手不足」
食品メーカーも同様で人材確保と同時に、どうすれ人を使わずに事業を拡大していくかという方向に進んでいる。
つまり少数精鋭で効率的な経営戦略にシフトしてきているから
中途採用者(転職者)の採用枠は少ないっこと。
少ない中でも求めている水準は高くなっているんだ。
実際ぼくが勤務している食品メーカーの営業部でもDX化が大きく進んでいる。
例えばアプリ。
受発注はもちろん、顧客に対して今月のおすすめ商品はコレ。とか
老人ホーム給食に対しこの食材を使えば入居者が残食なく食べてくれます!
という感じで、商品をダイレクトに提案してくれるんだ。
もはや下手な営業より精度の高い営業が出来ている。

NOBUさん…
営業職が必要なくなるってことですか…

35歳まで制限が多い
雇用対策法が施行されて具体的な年齢記載の求人情報は禁止されました。
とは言え、食品メーカーへの転職上限年齢は35歳くらいまでが一般的。
ぼくは人事部に同期がいて、彼が言うには
ぶっちゃけ中途採用枠は35歳までと、社内では決まっているみたい。
転職エージェントも通らないって分かってるから、最初から求人自体を見せてもらえなかったりすることが多い。
ただあくまで一般論のはなしで、ハイクラス人財を求めるメーカーであれば35歳以上でも採用されるんだ。
実際にうちの会社(食品メーカー)から大手酒造メーカーに転職した係長クラスの同僚がいました。
2025年当時、彼は37歳。新卒から15年勤務してからの転職。
35歳以上となると本人の役職とスキルが大きく関わってくるんだ。と感じたね。
だから35歳以上は本人の実績と能力が関わってくる。
離職者が少なく採用枠が少ない
名の知れた食品メーカーは、辞める人がかなり少ないと言うのも理由のひとつ。
インフラ事業会社も離職者が少ないと言われているよね?!
人間の生活になくてはならないモノっていうのは基本的に安定している。
安定している職業っていつの時代でも人気なんだ。
特に「食」は生きていくうえで必ず行う行為。
景気が悪くなっても食べることはやめられないし、むしろ内食需要が増える分、食品メーカーの出番は増えるくらい。
だからこそ、不況にも強く、離職率も低いんだよね。
そして企業も長く働いてもらうために手厚い環境を整備し始めた。
年功序列システムがさらに強化されて、在籍年数に応じて着実に給与も上がっていく仕組みになってきたんだ。
だから中途採用枠も必然的に少なくなって狭き門と言われるってわけだね。
即戦力でなければ通用しにくい
中途採用枠を設ける食品メーカーは「即戦力」を求めている。
考えてみれば人気なので新卒者は常に入ってきているよね?!
でも新卒組は活躍できるまでに年数がかかっちゃう。
成長している食品メーカーは新しいプロジェクトや、売上拡大を目的に
すぐに活躍できる中途採用者に期待をしているんだ。
だから実績がある人材がほしいってわけだね。
例えば…
- バイオ・研究開発部署…大学で食品バイオを研究または前職が同様の部署
- マーケティング部署…前職で同様の部署
- 営業部署…前職で同様の部署
- 製造部署…工場勤務経験者 などなど
資格保有も実績と同様に、即戦力を判断される材料になる。
求人案件が出ていても、未経験の部署だとその時点で諦めちゃうってこともある。
事前に資格をとってさえすれば、未経験のハードルは一気にさがるんだ。
食品メーカーの就職難易度まとめ
食品メーカーの就職難易度を、偏差値に当てはめて見てみよう。
ぼくの会社もランクインしているけど、割とリアルな位置にいると感じたよ!
偏差値ランク | 企業一覧 |
---|---|
【就職偏差値70】 | 味の素、キリンビール、JT |
【就職偏差値69〜65】 | アサヒビール、カゴメ、キッコーマン、サッポロビール、サントリー、日清食品、日清製粉グループ本社、日本コカ・コーラ、ネスレジャパン、ハウス食品、明治乳業、明治製菓、森永製菓、ヤクルト |
【就職偏差値64〜60】 | 味の素ゼネラルフーズ、江崎グリコ、オイルミルズ、カルピス、キューピー、サントリーフーズ、宝ホールディングス、不二製油、ミツカン、森永乳業、日清オイリオ、日清製粉、日本水産、日本製粉、ニチレイ、理研ビタミン |
【就職偏差値59〜55】 | アサヒ飲料、伊藤ハム、エスフーズ、極洋、塩水港精糖、昭和産業、雪印、スターゼン、ダイドードリンコ、東洋水産、ニチロ、日本ハム、ヱスビー食品、ブルドックソース、マルハ、メグミルク、メルシャン、明星食品、ヤマザキナビスコ、和光堂、六甲バター |
【就職偏差値54〜50】 | あじかん、井村屋製菓、亀田製菓、加ト吉、キーコーヒー、中村屋、三星食品、三立製菓、タカナシ乳業、なとり、はごろもフーズ、不二家、プリマハム、ポッカ、丸美屋食品工業、明治屋、雪印種苗、UCC、オハヨー乳業 |
【就職偏差値49〜45】 | いなば食品、伊藤園、石井食品、キューサイ、ケンコーマヨネーズ、神戸屋、シノブフーズ、ダイショー、タカラブネ、日本食研、ブルボン、フジッコ、フジパン、丸大食品、丸善食品工業、ミホウジャパン、ロックフィールド、米久 |
※掲示板の2chの情報をもとにランキングを作成している「食品業界ランキング | 就職偏差値ランキング委員会」から参照
食品メーカーの平均年収
求人ボックスによれば食品メーカーの平均年収は435万円とされている。
直近で国税庁が調査した民間給与実態統計調査|国税庁によれ給与所得者の平均年収が
460万円だから平均よりは低いくらいの位置だね。
ただ年功序列が強い業界だから勤務年数に応じて給与UPの可能性が高いんだ。
こちらは先に紹介した難易度が高い食品メーカートップ3の年収。
※2024年各社提供の有価証券報告書を引用

難易度が高いメーカーは、やはり年収が高いですね!

独自商品開発や海外展開などグローバルな活動をしているのが理由だね。
【独自調査】絞り込みや応募社数を聞いたみた!
リアル情報を知ってもらうために、ぼくが働いている会社の営業マン全員に聞いてみた。
結論から言えば、みんなそれなりに苦労して入社できたっていう印象だね。
質問① 食品メーカーの営業だけに絞ってエントリーしましたか?

なんと8割近い社員が、食品メーカーだけに絞ったとの事。
それ以外の6人というと
- 商社
- 不動産営業
- 自衛隊
- 法人向け固定電話 などなど…
営業というスタイルは商品が変わっても本質は同じ。
だからどこでも通用する認識はあるようだね。
集計したツールGoogle フォーム
質問② 応募した企業は何社ですか?

驚くべきことに、7割以上の社員が11社以上エントリーしたと言う結果。
1人だけ23社もの食品メーカーに応募したという強者(つわもの)がいました!
集計したツールGoogle フォーム

やっぱり難しいんですね…

そうだね。みんながんばってる!
この社員が実はポイントです。
彼は23社エントリーして唯一反応があったのが、ぼくたちの会社。
これだけ聞けば出来ない社員と感じるかもしれないが、超優秀な成績を毎月出しているんだ。
つまり転職活動においてくじけない「強い気持ち」と
面接官に自分の強みを「伝える力」が大事ということがわかるね。
内定を勝ち取る具体的な方法

いよいよ本題ですね!

出来ることは全部やる!
これに尽きると思うよ。
- 関連する資格を取得
- 社会人インターンシップに参加
- 質の高いエントリーシートを作成
ここまで否定的なことばかり書いているけど、それは今までのはなし。
なぜなら、今は超売り手市場だから。
今は新卒者すら集まりにくいのが現状なんだ。
初任給35万円なんて言う銀行もあるくらい。
最近うちの会社も初任給を引き上げて総額26万円になったんだ。
食品メーカーに転職したいと思っている人にとってはすごくいいタイミングになったと思う。
それじゃ、ぼくも実践した採用を勝ち取る方法を紹介していくね。
関連する資格を取得
食品メーカーのどの部署に転職したいのかはある程度見えていると思う。
その部署に関連する資格を在職中に取得しておくことが大きな武器になるんだ。
↓この記事にも詳しく書いている資格を紹介するね。詳しくはここをタップ。

- 日商簿記2級
- 普通自動車第一種運転免許
- 惣菜管理士2級
- 食品表示検定 初級
- 調理師免許
- 栄養士免許
これらの資格は食品メーカーであればどの部署でも効果のある(通用する)資格。
研究開発部署であればバイオ技術者(中級)などを追加取得すれば心強いと思う。
ぼくは栄養士免許以外は全部取得しているよ。
でも、取得して実際に仕事において活用出来たのかどうかはぶっちゃけわかんない。

希望者
ん?!どうゆうことですか?

実際に働いてるとわかるけど、資格を持ってる人だけがやる仕事って別にないんだよね。もちろん「知識」は深まるよ。
ここで大事なのは面接官に対して自分の本気度を提示する事だと思ってる。
資格は「印籠いんろう」みたいなもので権威性や本気度を相手に伝える武器として捉えておこう。
ぼくは惣菜管理士1級を持っているけど正直一夜漬けで受かったし、半分は忘れちゃってるかな…
ここで、おすすめの資格があるから紹介するね。
それは「TOEIC」または「英検」
ん?それは良くある資格じゃないっと思ったあなた。
ひと昔は600点台だと見向きもされなかったけど今、は取得したことに興味を抱いてくれるんだ。
点数が低くても「日常的な英会話が出来る」ってだけでかなり効果的。
理由は、食品メーカーがどんどん海外進出しているから。
ぼくの会社もすごい勢いで支店や工場を建設しているし、現地従業員も雇っている。
経営者は間違いなく海外強化にシフトしていくながれ。
海外赴任の日本人社員が必要とされていくのは確実なんだ。
だから「海外に興味がある」「英語を勉強している」というアピールは是非やってほしい。
「海外赴任」実はNGっていう人も、一度入社しちゃえば後はなんとかなる!
まずは採用を勝ち取るためにあらゆる武器を準備しておこう。
社会人インターンシップに参加
通常は新卒向けのインターシップがあるけど、中途採用向けの社会人インターシップを用意している企業も少なくない。
実際に検討している企業のマネージャー職の方や、現役社員の業務が見れるインターンシップは必ず利用しよう。
単純に、仕事内容や企業の雰囲気を感じとれるだけじゃないんだ。
企業側としても印象が良い。
超売り手市場だからこそ企業も効率的に採用したいと考えている。
ただ注意してほしいのは、お客様扱いが過ぎる企業も中にはあるのでよく見極めてほしい。
いい面ばかり見せて入社したらぜんぜん違ったってことにもなりかねない。
質の高いエントリーシートを作成
ほとんどの場合、人事採用者になったことがないから何が響くのかわからないはず。
いくら超売り手市場とはいえホワイト企業の多い食品メーカーはそんなに甘くはないんだ。
ライバルはたくさんいるし、実は競争力は上がっている。
企業の人事部面接役が「会って見たい」と感じる文章は一筋縄で書けるものじゃない。
ぼくはエージェント2社に下地を書いてもらって、最終的に自分で手書きして完成させた。
魂は細部に宿るじゃないけどそのくらいの気持ちで挑まないと面接に行きつかない。
成功率を上げる為に是非転職エージェントは利用してほしい。

この2社のアドバイザーが質の高い書類を用意してくれたんだ。
可能性を高めるため2社登録をおすすめしているよ。
※注意 2社以上登録するとわけわかならなくなるから、やめたほうがいいね。
食品メーカーへの転職が不安な人へ 相談先と解決方法
いまだに食品メーカーへの転職は難しいと言われることが多い。
ひとりで進めていると不安になりどう対策していいのか悩んでしまうんだ。
ぼくがおすすめする相談先を紹介するね。
- 出身大学のキャリアセンター
- OG・OB
- 転職・就活エージェント
- 筆者NOBUに相談
出身大学のキャリアセンター
相談先としていちばん利用しやすいのが、卒業した母校のキャリアセンターを訪ねること。

ちょっと待ってください。
卒業して4年になるんですが利用していいんですか?

もちろん!
昔は卒業生は利用できなかったけど今は多くの大学で利用できるようになったんだ。
すべてじゃないから一度電話で確認してみよう!
残念ながら、卒業生じゃない高卒や専門卒の方は利用できない。
就職のサポートはもちろん、企業に沿った資格取得や企業情報も教えてくれるんだ。
しかも大学へ求人を出している企業はその大学の学生を必要と考えている。
だからキャリアセンターで扱っている求人は、いわゆる「学歴フィルターで見送られる」可能性は低いね。
大学によって質は変わってくるけど、エントリーシートや履歴書の添削や面接時のアドバイスもしてくれる。
是非相談してみてほしい。
OG・OB
OG・OBを利用するとは、大学を卒業し現役または勤務していたひとに直接聞いて情報を得ると言うこと。
OG・OBを探す方法は
- キャリアセンターからの紹介
- ゼミやサークルの先輩に聞く
- 企業へ依頼相談
- アプリを利用
- SNSで相談
- 就活エージェントに相談
など方法はたくさんあるんだ。
検討している企業のOG・OBが見つかったら連絡を取って電話または会って話を聞くという流れ。
信頼できる先輩が希望先で働いていればそれが一番だけどそうはうまくいかない。
仮に入社出来て求人情報とちがったという、ズレをなくすためにも是非利用してほしい。
転職・就活エージェント
不安や悩みをまっと相談できるのが「転職・就活エージェント」
ぼくの場合は調理師から食品メーカーに転職したんだけど、とにかく転職活動の時間が取れなかった。
アドバイザーに相談し希望を伝え、精査してもらい的確な求人を提示してもらえたんだ。
転職サイトとは違って、ひとりひとりをサポートしてくれながら内定まで進めてくれる。
同じ目標に向かって「伴走」してくれるって言葉がぴったりだね。
成果報酬型だから依頼するぼくたちはもちろん無料。
求人をだしている企業が推定年収の数パーセントを支払うという契約なんだ。
企業によって違うけど目安として1人50万~200万円くらい。
これは転職サイトで求人掲載するよりよっぽど費用が抑えられて効率的なんだ。
不安なひとはこの記事で詳しく紹介してるのでタップしてね↓

筆者NOBUに相談
ぼくも微力ながら、力になりたいと思ってる。
高卒→専門学校卒→料理人→食品メーカー営業へ転職して今、リーダーという役職で働いている。
未経験から転職したぼくだからこそわかることがあると思う。
まずは気軽に問い合わせでメールしてね。
未経験OKの食品メーカー職種
ずばり、ぼくが所属している「営業」
上手にしゃべれないから向いていないと決めつけている人を良く見るけど間違いです。
同僚に人見知りで口下手な後輩がいるんだけど、彼はトップセールスマン。
お客さんのニーズを把握してそのニーズに合った商品を寄り添って営業すればOK。
冒頭にも書いたけど、今はアプリやあらゆる媒体で上手に商品説明をしてくれるよね?!
商品説明、作り方、見積書とかはぜんぶやってくれる。
しゃべりが上手いことも大事だけどお客さんの問題点に気づき、改善する行動は本人にしかできないんだ。
AIやDXが進む中、本質であるお客様の課題に寄り添う営業マンは数字やデータでは見えない
“本当の悩み”に気づける。
だからこそ、AIでは代替できない価値を持ち続けているんだ。
そういう意味ではこれから「営業」も狭き門になってくるかもしれないね。

食品メーカへの転職に成功したぼくは、この2社を利用したよ!
私が最も信頼する総合型転職エージェントがこの2社。
おすすめ2社エージェントの特徴
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食品メーカーに転職した時のメリット
食品メーカーといってもいろんなカテゴリーがあるんだ。
- 酒造メーカー
- 菓子メーカー
- 冷凍食品メーカー
- 調味料メーカー
多くの社員が感じているメリットと、少数派が感じているメリットの2つを紹介するね。
多くの人が感じるメリット
- ゆるやかに給料が上がる
- 「好き」が仕事になる
- 休日が多い
- 副業が出来る
多くの人が感じているメリットはやっぱり年功序列で安定しているというところ。
その理由は食品メーカーは新規参入が少ない業界だから。
数名ほどの社員で食品メーカーを起業するのは出来る。
でも、既に取引のあるメーカーを優先したり商品のネームバリューがなかったりと苦戦するのは確実なんだ。
既得権益性も強い業界だから、既に存在する食品メーカーは強い立場にある。
同時に、Googleのように急激に伸びていく業界でもない。
日本の胃袋は決まっているし、飛躍的に伸びるのは海外展開しか望めない。
だから多くの食品メーカーは今でも能力ではなく年功序列システムを導入してるんだ。
休みが多く私生活も充実するのもメリット。
人気の食品メーカーであれば年間休日120日以上が、ほとんどなんだ。
完全週休2日制で夏・冬に5日間ほど休みがあって
しかも有給最大20日利用すれば140日近くになる企業も珍しくない。
ぼくが勤務している会社もこれに該当しているよ。
充実した家族の時間や趣味、副業をすることだってできちゃうんだ。
少数派が感じるメリット
- 食費がかからない
- 女性にモテる
- 転職しやすい
一部少数派がメリットとして感じていることを紹介するね。
食費がゼロっていうわけじゃないけど
勤務する会社によってはお客さんから食材を貰えることもあるし社食が激安ってことも多い。
安定した職業ってことが大きな要因だと思うけど「女性にモテやすい」
そして、同業または異業種への転職もしやすいのが魅力なんだ。
「食」という大きな枠の中で言えば
- 食品問屋
- 物流
- トレイメーカー
- 酒造メーカー …などなど
同業への転職はかなりスムーズに出来る。
営業分野では異業種も本質は同じだから全く問題ない。

NOBUさん
一応デメリットも教えてください。

月と太陽。物事には裏と表がある。
デメリットもあるから説明するね!
食品メーカーに転職した時のデメリット
- 能力評価されずモチベーションが上がらない
- 人間関係に悩む
- 客層に偏り(かたより)がある
最大のデメリットは年功序列制度が色濃いため、若手ががんばっても昇格しにくい点。
安定を求める場合であれば問題ないと思うけど「やりがい」を感じにくくなっちゃう。
自分で成果を出して給料を上げたいという人は向かないかもしれないね。
だから辞める人も少なくなってお局(おつぼね)さんや、仕事出来ないのに居座る上司が増えてくる。
人間関係も悪くなりストレスを溜めながら仕事をするって人も多いんだ。
客層に偏り(かたより)があるのも事実。
口の悪い人や、暴言を言ってくるお客さんも少なくない。
「食」の世界は入りやすい分、その分いろんな人がいるのは正直なところです。
食品メーカーが求職者に期待すること
今、食品メーカーが中途採用者に求めている事は
「正確な仕事」「発想力」「行動力」です。
正確な仕事
食品会社としてもっとも重要なのは、消費者に対しての安心・安全を維持し続ける事。
食品偽装や表示間違い、商品回収など未だにヒューマンエラーは起こっている。
だからこそ正確で丁寧な仕事が出来る人材に期待しているんです。
コミニュケーション能力が高かったり、学歴が良かったりはもちろん評価はされるけど
食品メーカーの面接官が求める本質はこの部分なんだ。
発想力
大手である日清、味の素、JTのコマーシャルを見てどう感じているかな?!
新商品のPR、定番商品のテコ入れなど今までにない「発想力」で生活者に表現してるよね。
つまり先入観にとらわれないイノベーションを起こし定番商品の認知度を上げる動きをしているんだ。
土台となるのは社員の「発想力」や想像力・アイデアによるもの。
日本全体が人口減少に直面し、利益を上げにくい時代だからこそ
「今」に縛られない柔軟な発想を期待しています。
行動力
入社後、すぐに結果をだしてほしいと潜在的な思惑がある。
その「行動力」や「再現性」を期待しているんだ。
異業種や同業に関わらず
- 前職で何を取り組んでどんな結果を残したか?
- 結果は出ずとも何にチャレンジしたか?
今までの行動力をアピールする事で高評価を得る事が出来る。

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食品メーカーへの面接対策
調理師から食品メーカー営業に一発合格したぼくが、対策を紹介するね。
まず確実に以下の質問があると思う。
1.これまでのキャリアと違う業界にチャレンジしようと思った理由は何か?
2.たくさんの会社がある中で、この会社を選んだ決め手は何か?
3.自分のこれまでの経験を、この仕事でどう役立てていきたいか?

これは鉄板の質問ですね。

POINTは、
- 質問に対して明確な返答を出す事
- 企業を良く調べる事
- 強みは数字を盛り込む
質問1 これまでのキャリアと違う業界にチャレンジしようと思った理由は何か?
回答例…
私の強みである「食を通して課題に気づき、解決に導く力」をより活かせると感じたからです。
これまでは調理師として個人のお客様に向けて仕事をしてきましたが、より広い視点で課題解決に取り組みたいと考えるようになり、法人営業に強く興味を持つようになりました。
個人のお客様の場合、課題解決の幅や成果にはどうしても限界があります。
しかし法人のお客様であれば、抱えている課題も多様であり、それに対して提案できる幅や成果も大きくなると考えています。
自分の強みをさらに発揮し、より大きな課題解決に貢献していきたいという思いから、今回チャレンジを決意しました。

POINT!
当たり前のことなんだけど質問に対してすぐに明確な答えを返答することが大事なんだ。
結局チャレンジしようと思った理由がよくわからない…という印象にならない事。
質問2 たくさんの会社がある中で、この会社を選んだ決め手は何か?
回答例…
革新的な商品づくりやマーケティング活動を通して、常に挑戦と改革を続けている姿勢に強く共感したからです。
前職での経験から、「発想力」と「行動力」が成果を生むうえで非常に重要だと実感しました。
御社の掲げる「食を通じて笑顔を届ける」という理念は、私自身が仕事を通して実現したい想いとも一致しています。
これまで培ってきた強みを活かしながら、御社の一員として貢献していきたいと考えています。

POINT!
相手の強みや理念をしっかりと把握して、自分の強みと連動させると刺さりやすい!
質問3 自分のこれまでの経験を、この仕事でどう役立てていきたいか?
回答例…
前職では調理師としてランチメニューの開発を担当していました。
メニュー開発だけでなく、原価計算や利益設定にもこだわり、月間で利益率10%以上を安定して維持することができました。
御社での営業でも、ただ漠然とした提案ではなく、しっかりと利益につながる提案ができると考えています。
2年間にわたって粘り強く結果を出し続けてきた経験があるからこそ、御社でも目標達成に向けて粘り強く取り組めると自負しています。

POINT!
前職の実績は数字で明確にすると伝わりやすい。
「粘り強い」は長く勤めてほしいという企業にとっては印象のいいフレーズなんだ。
面接対策について詳しく知りたい方は↓の記事をタップしてみてね。

食品メーカーに向いている人
- 将来的な安定を求めている
- 食べる事が好き
- モノ作りが好き
- ストレスの発散が上手い
食品メーカーは新規参入企業というもの少ないので自分たちのテリトリーを把握しながら、したたかに商品の切替を狙っています。
その雰囲気があるので「物腰柔らかい協調性のある人」が多いと感じています。
社内外でも調和の取れる人であり、したたかに他社競合の切替を狙える人が向いていますね。
食品メーカーに向いていない人
- 仕事をバリバリこなしたい
- 成果はしっかりと給料に反映してほしい
- 「食」に興味がない
- ある程度達成したら飽きてしまう
従来の考え方や危篤損益なんて関係ない!成果を出した分だけ評価されるべき。
と感じる人は向いていません。
とは言え
危篤損益に左右されない社風の食品メーカーもあるので、能力主義を希望する方はしっかり調べておこう。

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食品メーカーに転職した人の体験談
ぼくのまわりには食品関係から転職した人が多い印象がある。
同じ営業職から転職した人も割と多くて、法人向け固定電話・車・ソーラーパネルの元営業マンがいるね。
その中で数人の体験談を紹介します。
筆者NOBUの体験
手前みそな話で申し訳ないんですが…ぼくの体験をお話しますね。
調理師から食品メーカーの営業に転職しようと決意したのが辞める6か月前。
その時に転職エージェント2社に登録して自己分析、案件精査、面接対策をしてもらったんだ。
当時中途採用枠は1枠(1名)だけ
配属された営業所は書類選考で50名以上、面接は12名でした。
異業種への転職が初めてだったけど、面接をするときもなぜか変に自信があったのを覚えています。
今は部長さんに昇進された当時の所長(面接官)に
なぜ、ぼくを採用してくれたんですか?
って聞いたら「元料理人ってなかなかいないし面白そうと思ったから」「明るいしね」という返答。
なんだかわかったようなわかならないような…って感じ。
結果論でしかないかもしれないけど、難しいとされる食品メーカーに転職できたのは面接の準備をしっかりしたからだと思う。
業界用語も勉強しておくと効果があるよ。
より詳しく説明している記事があるからここをタップして見てね!


未経験で食品メーカーに転職するのは難しい?現役中途採用のぼくが詳細説明 のまとめ
簡単ではないのは間違いない。
現役で働いているぼくが感じるのは「本気度を伝えることが上手な人は採用されやすい」ってこと。
未経験者でも準備をしていれば決して難しいことじゃなんだ。
ぼくの経験がみんなの役に立てばうれしい。
しょく選び.com は食に携わる全ての人を応援するサイトです。
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