「ホテルの調理師、もう辞めたいかも…」
そんな風に思っていませんか?長い勤務時間に加えて不規則なシフト、理不尽な指摘…
このままでいいのか、もっと違う働き方があるんじゃないか…って悩むことも多いはず。
この記事では、業界経験者だからこそできる深いアドバイスをしてますので是非参考にして下さい。
大丈夫。あなたのキャリアを築くための第一歩はココからです!
某一流ホテルを辞めて転職した佐藤さん(仮名・女性)にインタビューした記事も見てね。
調理師の転職はホテル業界に強いフーズラボがおすすめです!
ここをクリックすると、もっと詳しく説明しているよ!
総合順位 | 公式 サイト | 特徴 | 口コミ 評価 | 求人数 | 実績 | サポート | 求人 地域 |
1位 | フーズラボ | 実績 №1 | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | 全国 |
ホテル調理師 分析チャート
早めに計画しておこう
- 最適な転職時期
- ホテル調理師の転職先はどんな職場が多いのか?
- ホテル調理師のおすすめ転職先
- 女性からみたホテル調理師の職場を取材
- 月給・年収はどのくらいあるの?
- ホテル調理師 賃金アップの兆し
- ホテル業界 カオスマップ
- 国内計ホテルチェーン主要50社の保有軒数
- 外資系ホテルチェーン主要4社の国内保有軒数
- 地域別 ホテル調理師の年収データ
- ホテル業態別 年収目安
- ホテル調理師の年収が違ってくる理由
- ホテル調理師に向いている人
- ホテルの調理師のしんどい・きつい理由
- ホテル調理師のデメリット
- ホテル調理師のメリット
- 仕事内容と労働環境
- ホテル調理師 きつい1日のスケジュール
- ホテル調理師 部門の配属先
- 人手不足を解決する施策
- しょく選び.comの深堀インタビュー
- ホテル調理師勤務のリアルな口コミ
- 辞め方手順
- まとめ ホテル調理師辞めたい 勤務時間や仕事内容を詳しく解説
最適な転職時期
ホテルの調理師に最適な時期は2つあります。
まずは
1、2、3月。
次に、9月です。
この時期は新年度の4月と、下半期の10月から中途採用が入りやすい時期。
求人募集も1年のうちでも比較的多い時期となります。
閑散期を迎える状態なので雇用する側としても人材に注力できます。
新年度の4月や、中途採用が入りやすい10月の前に伝えることで配慮している意味もあります。
なので必然的に退職願いを伝える時期は、2か月まえの
1月や7月となりますね。
繁忙期ピークになる前に伝えておこう。
他のホテル調理師はどこに転職しているの!?
ホテル調理師の転職先はどんな職場が多いのか?
では一般的に、ホテル調理師さんはどんな職場に転職してるのでしょうか。
多くの人は同じ飲食業界に進みます。
せっかくならホテル経験を活かし更なるステップアップを目指したいものです。
ホテルから転職した先輩方の転職先をまとめてみました。
同業のホテルへ転職
しょく選び.com独自調査によると、多くは同じホテルに再就職する人が多い傾向があります。
調理師専門学校、高校卒業、大学卒業からスタートしてキャリアを積んで、知識や技術もある程度評価される存在になってから転職を検討するというパターンが多いようです。
仕事の内容や段取りなどの要領がわかるというのも一つの要因かもしれません。
先述したようにホテル勤務の特徴としては料理スタイルが固定している場合が多いです。
料理人にとっては他のホテル料理スタイルに興味があるのは当然のこと。
料理にはトレンドがあり、カリスマシェフのいるホテルはすごく魅力的ですよね。
同業の場合、横のつながりもあるので他のホテル関係者から「うちに来てみないか」という誘いもあります。
いわゆる”引き抜き”もよく耳にします。
街のレストランへ転職
ホテル業界は組織的で料理スタイルが固定し、客様との距離が遠いという特徴があります。
「もっとお客さんの声を聞いて、会話が出来る店で働きたい」
「いろんな料理・新しい技術を学びたい」
そんな気持ちを抱く調理師やシェフも少なくありません。
その気持ちが強い人は、個人や企業運営の個店レストランに転職します。
個のレストランでは自由度がとても高く、オーナーシェフやオーナーの意向でいろんな料理を提供することが出来ます。ホテルと違って多岐にわたる業務が特徴と言えます。
なので、ホテル調理と要領がかなり違っていて最初は戸惑うかもしれません。
何から何までやらないといけないですし、1つの仕事を深くこなしていくというよりは沢山の仕事を短時間でこなしてくという業務です。
しかも多くの場合はホテルよりも給料面や働き方も悪くなる傾向があります。
やりがいを重視して働く人が多いので給与や長時間の仕事はあまり気にしていないかもしれません。
ホテル経験は確実に活かせることが出来ますし、次に転職を考えた時にすごく有利な立場になります。
ホテルという組織的な業務のスキルをもち、街レストランのスキルを持つ調理師は
魅力的な人材です。
例:ホテル経験5年→個人レストラン経験2年の調理師
求人を出す側も偏ったスキルを持っている人材よりも総合力・対応力がある人材を採りたいのは当然の事と言えます。
給食業界へ転職
給食業界はホテルの業務内容と似ています。
病院、老人ホーム、幼稚園、保育園、小・中学校での給食業務があって、大量の調理をします。
ホテルで培った切りもののスピード、火入れの要領、大量調理のノウハウは即戦力として活かせるでしょう。
しかも前職は○○ホテルで働いていたという”箔”がついて内定ももらいやすい傾向があります。
大きく違う点が、8:00~17:00の8時間労働が基本でワークバランスも良い職場です。
ただ給食といっても様々な業態(病院、老人ホーム、幼稚園、保育園、小・中学校)があるので喫食者のニーズにそって特殊な調理や作業をする場合があります。
ホテルに従事していた調理師からすれば難しいものではありません。
むしろ簡単と感じるかもしれません。
やりがいも十分に感じることが出来て、園児から「美味しかった」、園児の親御さんから「グラタンがすごく美味しかったみたい、人参も食べるようになりました」などのうれしい声が励みになるそうです。
穴場の転職先 教えます!
ホテル調理師のおすすめ転職先
産婦人科病院
最近の産婦人科の病院が提供する料理はすごく手が込んだものが多くなっています。
美味しい料理を目的に病院を探す妊婦さんもいるほどです。
病院の規模にもよりますが、提供人数は10人~20人程で朝昼晩+おやつの提供が一般的。
他の給食業界と違う点は健常者ですし、NGな食材や料理はアレルギーを除いてほぼありません。
つわりがひどい患者さんには一定の配慮が必要ですがその場合は料理人としての力の見せ所です。
つまり普通と同じ人が食べるものと一緒ですし、手の込んだ料理を求められます。
病院が運営しているので待遇も良いですし、ワークバランスも良い職場です。
ただ、人気でライバルも多いので飲食業界に強い転職エージェントを活用して探してみましょう。
でも、どうして転職エージェントを利用した方がいいのでしょうか?
簡単に説明すると…
そもそも人気の職場は求人募集が極端に少ないんです。
働きやすく辞める人が少ないから当然ですよね!?
人気の求人は早い者勝ち。気づいたときにはもう手遅れ…なんて事はよくあります。
実績ある『フーズラボ』に登録しておけば、ピッタリの求人情報を逃さずキャッチできます。
未公開求人(お宝求人)も多く、ブラック飲食企業を排除してくれるのも魅力のひとつ。
あなたたのキャリアを確実に活かし、より良い職場へ案内してくれますよ。
女性からみたホテル調理師の職場を取材
某ホテルから幼稚園の給食へ転職された佐藤さん(仮名)に女性からみて、実際のホテル調理場はどうだったのかを質問してみました。(2024年9月取材)
ホテルの厨房で働く中で何がつらいと感じましたか?
(仮名)
体育会系の職場なのでそのノリについていくのがつらかったです。
だからと言っていいかわかりませんが、月経痛が言いずらいかったです。
職場には女性はどのくらい働いていますか?
(仮名)
私が働いていたホテルは調理場には全部で50~65人程いました。私の部門は15人でしたが全体では男9:女1の割合だと思います。
女性でも実力次第で責任ある仕事を任される雰囲気はありましたか?
(仮名)
あまりありませんでした。
多くのホテルで、男性比率が圧倒的に高いため女性がチーフになるのはかなり稀です
どうして転職しようと考えたんですか?
(仮名)
就業時間を早めたかったんです。仕事に終わりが見えずに家に帰ってもソワソワしていました。あと、まとまった休みがあまり取れないですし、残業が多かったです。
※当時の就業時間は10:00~19:00+残業
ありがとうございます。最後にホテルを辞めようと悩んでいる人にアドバイスはありますか?
(仮名)
体育会系の免疫がない女性はしんどいと思います。女性率が多いホテルやシェフが女性のホテルもあるみたいです。自分では探せないので転職エージェントを利用した方がいいと思います。
料理が好きなのに、環境で辞める女性はたくさんいます。
佐藤さん、貴重なご意見本当にありがとうございました。
佐藤さんの詳細インタビュー内容はこちらに載せています。
月給・年収はどのくらいあるの?
平均年収.jpやdoda(デューダ)から考察すると、
ホテル調理師の年収平均は331万円です。
ホテル企業や年齢、役職、勤務年数などの条件から変わってきますが大体このくらいです。
入社してから総料理長になるまで具体的な給与概要を見ていきましょう。
一般
調理師専門学校卒、高等学校卒、未経験者からスタートする場合一般的に
年収は200~280万。
月給にすれば15万~21万程です。
ホテルの調理業務を覚えることや調理補助が中心で、徐々に仕事を覚えていく段階になります。
ホテル組織はピラミット型になっており、ほとんどのホテル調理師はこの層に位置しています。
中途採用者であればその経験が評価され300万以上からスタートしてスキルや勤務年数によって上がっていく形です。
役職がついていない時期は、とにかくたくさんの知識を吸収し、正確でスピート感のある業務をこなすことが大切になってきます。それがのちの役職が付く昇進へ繋がってきます。
役職
【一般的なホテル調理の役職名】
- 総料理長(エグゼクティブシェフ)
- シェフ・ド・キュイジーヌ
- スーシェフ
- ソーシエ
- ブッチャー
- パティシエ
- ベーカリーシェフ
ホテル調理の役職において大切なのが『職責』です。
各セクションの業務責任を任せられることになり、クレーム対応、品質改善、人の管理、調理計画、商品開発など見習い時期と比較すると大きく責任が増えます。
その代わりに年収も増加していきます。他の業態も同じですね。
役職が付いているホテル調理員の年収は400万前後。
月給にすれば35万前後です。
ホテル企業にもよりますが、外資系ホテルや人気のホテルは給与が高い傾向にあります。
総料理長
ホテルの総料理長は年収が1,000万となる場合も珍しくはありません。
そのホテルの顔であり、ホテルブランドの一員を担っています。
総料理長はメニューの開発やスタッフの指導、さらには食材の選定に至るまで多岐にわたる業務をこなしていかないといけないですが通常は各セクションの料理長と連携して進めていきます。
一見華やかでうらやましい存在ですが、苦労もたくさんあるようです。
ホテル内外で業務をこなす立場なので常に誠実な対応をしていないと、傲慢な態度を取っていたらブランドに傷がつきます。
プライベートでも、
○○さんはあのホテルの総料理長さんじゃない、でもたばこ吸ってるのね。大丈夫かしら。
こんな陰口を言われているかもしれません。
人気ホテルの総料理長になったら悪い事は出来ないですね!
どうすれば早く最短で年収UPすることができるのでしょうか?
生え抜き(はえぬき)で年収を上げるには一定の期間が必要になります。
効率よく最短で年収UPを狙うには、ステップアップを目的とする転職が最速の手段。
”フーズラボ”では年収500万円以上の求人案件を多く保有しています。
役職の高いポストでやりがいのある職場を探してくれるエージェント会社です。
登録は無料で、すぐに転職の意思がなくても、あなたの市場価値がわかるのでおもしろいですよ。
自分の市場価値がわかれば大きく視野が広がります。
ブラックなホテルが少なくなってきたかも⁉
ホテル調理師 賃金アップの兆し
2020年の1月からコロナの影響を受け、約2年間ホテル業界は大きな打撃を受けました。
2022年以降宿泊、ホテル業界では旅行者も活発になり2019年のピーク時を超える流れになっています。
お客さんが増えると当然ホテル側も、従業員を準備しないといけないので求人を出します。
近年グラフのようにホテル業界での求人募集数は人流の活発化、インバウンドも好調なことから毎年求人募集が増えている状態です。
街の飲食店や大手飲食企業でも同じ状況ですが、とりわけ宿泊が伴うホテル業界は追い風の状態。
つまり、ホテルの調理師さんの価値が以前より高くなっているので転職でも有利になっています。
2022年からホテル調理師の価値が上がっている
それでは、待遇改善・年収アップはどんな方法があるのでしょうか?
具体的に見ていきましょう。
在職中のホテルで待遇交渉
まずは現職の
交渉をしましょう!
人手不足や旅行者が活性化している中、条件の交渉がしやすい状態なんです。
実際にホテル業界でも働き方改革が急速に進み、改善を進めている外資系ホテル企業がたくさんあります。
企業として環境を良くしていかないと良い人材が来てくれない、残ってくれないという状態になっています。
なので要望はしっかりと伝えていきましょう。
年に1度は上司との評価面談があると思うので、確実に伝えていくべきです。
例えば、
有給消化が取りにくいんですがなんとかならないでしょうか。
家族も増えますし、で給与は上がるでしょうか?
時には後輩や部下の処遇を引き合いに出して、
退勤時間ですぐ帰れない雰囲気があるのでシェフから声かけしてもらえないでしょうか。
在職中のホテルで不満があれば、少しづつでもいいので待遇交渉をしてきましょう。
改善がされていなければ、転職の布石にもなります。
評価面談で言うべきことは伝えよう
転職で待遇の良いホテルを探す
待遇交渉をしても思うような改善がなかったり、不満が高まった時には転職を検討してもいいかもしれません。
先述したように、ホテル調理師さんは今貴重な存在で買い手市場で有利な立場です。
同じホテル業界に転職した後輩Mくんの業務内容はほぼ同じで年間の給与が200万も上がっています。これは昨年2023年の話なのでかなりリアルに感じてもらえると思います。
Mくんはフーズラボさんと、クックビズさんと、リクルートさんの3つを利用しました。
今より良い条件での転職を検討するには、転職サイトではなく転職エージェントが必須です。
居心地がよかったり、シェフや料理長のやり方が好きだったりと残る理由は人それぞれあると思いますが、
今のあなたの環境で『何を大事にするか』をよく考えて行動しましょう。
条件交渉や経験不足も含めて転職エージェントは必須
旅行客増加に伴い、
優秀なホテル調理師の市場価値は高まる一方です。
価値を高く評価してくれる企業を”フーズラボ”が紹介してくれます!
ホテル業界 カオスマップ
ホテル全体の業界をまとめたカオスマップです。
ホテル調理師という枠だけでなく、調理以外の強みが発揮できる職場も視野にいれていいかもしれません。
国内計ホテルチェーン主要50社の保有軒数
国内系でも運用企業のカテゴリー別に分けると7通りあります。
ホテルの雇用形態はほぼ同じですが運用会社が違うことにより、待遇も変わってきます。
その中で、
総合不動産系5社と鉄道会社系10社は母体が太く安定している見方から待遇が良いとされています。
ホテル就職に迷ったらまずこの2カテゴリーをチェックしておきましょう!
- 総合不動産系5社
- ㈱三井不動産ホテルマネジメント
- ㈱ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ
- 森トラスト㈱
- 住友不動産ヴィラフォンテーヌ㈱
- 東急リゾーツ&ステイ㈱
- 鉄道会社系10社
- ㈱プリンスホテル
- ㈱東急ホテルズ
- ㈱阪急阪神ホテルズ
- ㈱近鉄・都ホテルズ
- ㈱京王プラザホテル、㈱京王プレッサインほか
- ㈱相鉄ホテルマネジメント
- ㈱西鉄ホテルズ
- 日本ホテル㈱
- ㈱ジェイアール西日本ホテル開発
- JR九州ホテルズ㈱
外資系ホテルチェーン主要4社の国内保有軒数
国内での外資系ホテルはこちらの4社が主力です。
外資系ホテルの場合、調理師の年収は400万~1,000万以上と幅が広いとされています。
とは言え、基本的には年収が高いのが魅力的です。
2025年を迎える今、外資系ホテチェーンの国内進出が増え国内ホテルの競争は激しくなっています。
つまり、
優秀なホテル調理師の争奪戦が確実に起ってきます。
今の流れに乗る為には転職を検討していなくても自分の市場価値はしっかりと把握しておく必要があるという事。
市場価値を確認するために、”フーズラボ”のスカウト機能を是非試してみて下さい。
あなたの希望勤務地は!?年収で100万くらいは違いが出てくるよ
地域別 ホテル調理師の年収データ
求人ボックス のデータを考察していくと、地域別でホテル調理師の年収に違いがあることがわかります。
特に年収が高い地域は大都市圏や観光地に集中しています。
また、リゾート地や観光産業が盛んな地域は競合ライバルが多くなるため待遇も良くなる傾向があります。
参考として地域ごとに私のおすすめ求人を載せていますので参考にして下さい。(フーズラボさんの求人を参考にしています、フーズラボはホテル業界に強い転職エージェント会社です)
それでは、年収が高い地域順に確認していきましょう。
東海地区 【平均344万円】
東海地区は愛知県など人口の多い県もありますが、人気の観光地があるのも大きな理由です。
日本らしい伝統文化が残る地域と、日本の自然や風情を楽しむ地域がバランスよく存在していると言えます。東京からも比較的近い立地も観光客にとって好条件のひとつです。
各県の主な観光地はこちらです。
【愛知県】名古屋城・熱海神宮・豊田市博物館【静岡県】富士山・伊豆半島・浜名湖【三重県】伊勢神宮・鳥羽水族館・志摩スペイン村【岐阜県】岐阜県・白川郷・下呂温泉など
フーズラボ掲載 愛知のホテル求人例
THE TOWER HOTEL NAGOYA
愛知地元の食材を使った料理
月収 24~40 万円 海外研修もあって魅力的
関西地域 【平均344万円】
関西地域はやはり、日本と言ったら連想される”京都”が人気の観光地ですね。
食文化を楽しむ大阪、歴史や伝統文化を見ることが出来る奈良、日本の自然を感じることのできる和歌山県などがあります。
グラフから特徴的なのが”滋賀県”の水準が高く(342万円)なっています。この要因としては、地方自治体として観光業を手厚く支援していることと、京都や大阪へのアクセスの良さです。
もともと琵琶湖周辺には高級リゾートや旅館があるのでおのずと競合も増えて労働者の待遇条件もよいと考えられます。
各県の主な観光地はこちらです。
【京都府】清水寺・金閣寺(鹿苑寺)・伏見稲荷【大阪府】大阪城・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)・道頓堀【滋賀県】琵琶湖・彦根城・比叡山延暦寺【兵庫県】姫路城・有馬温泉・神戸ハーバーランド【奈良県】東大寺・法隆寺・奈良公園【和歌山県】高野山・熊野古道・白浜温泉
フーズラボ掲載 滋賀のホテル求人例
ホテルボストンプラザ草津びわ湖
月収 20~30万円 待遇も魅力的
関東地域 【平均342万円】
関東地域は、東京都を始め各県高い水準となっています。
理由はまず人口自体が多いこと、また国内外の観光客やビジネス客が多く、ライバルとなるホテルの数も多いためです。
特に東京は単独では平均383万円と日本でもっとも高く、日本の首都、観光分野においても有名ホテルや外資系ホテルなどの待遇が良いとされている企業が多くあります。
フーズラボ掲載 東京のホテル求人例
TRUNKホテル内の結婚式場(WEDDING)
月収 27~33 万円 海外研修もあって魅力的
各県の主な観光地はこちらです。
【東京都】浅草寺、東京タワー、明治神宮【神奈川県】鎌倉大仏、横浜中華街、箱根温泉【千葉県】東京ディズニーリゾート、成田山新勝寺、鴨川シーワールド【栃木県】日光東照宮、華厳の滝、中禅寺湖【茨城県】筑波山、偕楽園、大洗海岸【群馬県】草津温泉、榛名山、富岡製糸場【埼玉県】川越蔵造りの街並み、長瀞渓谷、秩父神社
九州・沖縄地域 【平均320万円】
グラフを見ると突出して”長崎県”が高いのがわかります。
長崎県は地方自治体として支援している上にインバウンドの影響を受け、クルーズ船の寄港地があります。交通アクセスの良さで観光でも働く側としても魅力があると言えます。
もともとあるハウステンボスを中心にライバルホテル企業も多く進出し、働き手としても利便性が良いのでおのずと年収を押し上げています。
ただ、日本の最低賃金平均が1,055円に対し九州地域は900円台。
ちなみに長崎は、953円。沖縄は952円。
待遇の良いホテル企業が多いのに、全国的な平均より低いのは最低賃金ベースで考慮されているところがあるのかもしれません。
各県の主な観光地はこちらです。
【福岡県】太宰府天満宮、福岡タワー、門司港レトロ【佐賀県】嬉野温泉、唐津城、吉野ヶ里遺跡【長崎県】ハウステンボス、グラバー園、軍艦島【熊本県】熊本城、阿蘇山、黒川温泉【大分県】別府温泉、湯布院、九重“夢”大吊橋【宮崎県】高千穂峡、青島、鵜戸神宮【鹿児島県】桜島、仙巌園、指宿温泉
甲信越・北陸地域 【平均319万円】
甲信越・北陸を見ると大体同じくらいの年収ではありますがやっぱり”長野県”が頭ひとつ出ている感覚ですね。
日本の食の美味しさを実感する県が多い印象があります。
比較的、国内の旅行者も多い地域なのでホテルや旅館のホスピタリティや細やかな待遇が魅力な企業が多くあります
また働き手で見てみると、家賃も安いですし休日も充実するのでライフワーク重視で考えている方はおすすめです。
ゆったりとした環境で、今までの経験を活かせる職場が多くあるかもしれません。
各県の主な観光地はこちらです。
【山梨県】富士山、河口湖、昇仙峡【長野県】善光寺、松本城、上高地【新潟県】佐渡島、妙高高原、越後湯沢温泉【富山県】黒部峡谷、立山黒部アルペンルート、富山城【石川県】兼六園、金沢21世紀美術館、輪島朝市【福井県】東尋坊、永平寺、恐竜博物館
中国地域 【平均309万円】
中国地域は5県とも一見同じ水準ですが、やはり人口も観光産業も多い広島が頭ひとつ出て、島根県が低くなっています。
リゾートホテルは比較的少ないほうですが、人口の多い市には優良ホテルが数多くあります。
働く側としても家賃もお手頃で生活しやすい環境です。
ただ、都市部であっても車通勤が一般的で免許をもっている方が行動範囲も広がるでしょう。
各県の主な観光地はこちらです。
【鳥取県】鳥取砂丘、白兎神社、大山【島根県】出雲大社、松江城、足立美術館【岡山県】後楽園、倉敷美観地区、鬼ノ城【広島県】厳島神社、原爆ドーム、宮島【山口県】錦帯橋、角島大橋、秋芳洞
四国地域 【平均294万円】
四国はうどん県である香川、かつおが美味しい高知県など個性的な食文化が残る県でもあります。
四国のリゾート地といえば、道後温泉(愛媛県)、祖谷渓(徳島県)、琴平町・金刀比羅宮(香川県)、小豆島(香川県)、足摺岬(高知県)などたくさんありますが
日本人観光客が多く外国人観光客の認知はまだ薄いように感じます。
本州からのアクセスは瀬戸大橋や鳴門大橋で九州からはフェリーで行き来可能です。。
各県の主な観光地はこちらです。
【徳島県】鳴門の渦潮、祖谷渓、阿波踊り会館【香川県】金刀比羅宮(こんぴらさん)、栗林公園、直島【愛媛県】道後温泉、松山城、石鎚山【高知県】桂浜、四万十川、足摺岬徳
北海道・東北地域 【平均294万円】
北海道・東北を一緒にまとめると平均値は下がってしまいますが、やはり観光地である北海道の年収は高い傾向があります。
札幌などの都市部だけでなく、自然が多いリゾート地でも高級ホテルがたくさんありサービスのレベルも高い為、おのずと年収も高くなってきます。
東北地域は自然豊かな風景、伝統文化、歴史的なスポットが多いところです。
宮城県にある松島は、日本三景の一つに数えられる景勝地で年間を通して観光客も多いですし、青森のねぶた祭ではシーズン中には国内外からたくさんの人が訪れています。豪雪地帯もあるので、スキーやスノーボードの利用者も増えて忙しいシーズンとなります。
各県の主な観光地はこちらです。
【北海道】函館山、大通公園、富良野・美瑛【青森県】奥入瀬渓流、弘前城、恐山【岩手県】平泉(中尊寺)、龍泉洞、小岩井農場【宮城県】松島、仙台城跡、瑞鳳殿【秋田県】角館、男鹿半島、田沢湖【山形県】蔵王温泉、山寺(立石寺)、銀山温泉【福島県】大内宿、鶴ヶ城、磐梯山
”フーズラボ”では、このように働く場所を軸にした求人も探してくれます。
しかも全国のホテル業界を網羅しているので希望勤務地で理想のホテルを見つける事が出来ますよ。
かなり違いがあるよ!
ホテル業態別 年収目安
ホテルの調理師として働くと言ってもさまざまな”業態”があります。
業態別に大まかな年収を見てみましょう。
ビジネスホテル
ルートインホテルさんなどに代表されるビジネスホテルです。
調理師の年収は300万円~400万円程度が一般的です。
経験年数やホテルの規模によっても異なりますが、簡単な朝食と夕食が基本で、他業態に比べて年収は低めの傾向があります。
調理師としての枠だけでなく幅広く活躍できる可能性も十分にあります。
年収目安 300万~400万
メリット | デメリット |
---|---|
調理師だけでなく幅広く活躍できる | 調理師としての技術披露が少ない |
大手経営が多く雇用条件が明確 | 美味しさも大事だが効率重視 |
フーズラボ公開求人内の求人例
アパホテル 名古屋錦EXCELLENT内
月収 25~35 万円で求人掲載しているよ。
シティホテル
シティホテルの定義は、一般的にホテルを連想するいわゆる”ザ・ホテル”です。
リーガロイヤルホテルからアパホテルさんまで幅広くあります。
都市部の大規模ホテルでは、年収400万円~600万円が平均的。
レストランや宴会場などを併設しており、多くの顧客に対応するために調理技術や経験が求められます。
調理師としてホテルで働く場合、この業態が一般的なイメージです。
年収目安 400万~600万
メリット | デメリット |
---|---|
組織的で雇用条件も明確 | シェフや料理長の偏った指導の可能性もある |
給与水準は高め | 繁忙期はブラックになりやすい |
転職もしやすい |
リゾートホテル
近年増えているリゾートホテルです。
リゾート地に位置するため、繁忙期には大きな需要があり、年収は350万円~500万円程。
地域やホテルの規模、運営するリゾートホテル企業によって待遇や人気も変わってきます。
年収目安 350万~500万
メリット | デメリット |
---|---|
組織的で雇用条件も明確 | ホテル運営の歴史が浅く仕組みが未熟な可能性 |
給与水準は高め | 働く場所が限定的 |
リゾート特有の独創的な料理が多い | 転職の可能性あり |
ライフスタイルホテル
ライフスタイルホテルの代表的例はハイアットホテルズアンドリゾーツのブランド「アンダーズ」。
2014年にはアンダーズ東京ができました。ライフスタイルホテルの定義は「滞在することが目的となるような付加価値を持ったホテル」。
デザイン性の高い空間と、宿泊以外の付加価値をテーマとして運営しています。
テーマに合わせてホテル独自の仕掛けや楽しみ方があって、滞在そのものが旅の目的というコンセプトを掲げています。
働く調理師の年収は350万円~450万円程。
若い世代向けの特徴があり、働き方や給与にも柔軟性があることが多いですね。
年収目安 350万~450万
メリット | デメリット |
---|---|
組織的で雇用条件も明確 | 提供単価は運営企業によって幅が広い |
宿泊者を楽しませるアイデアが身に付く | ホテル運営の歴史が浅く仕組みが未熟な可能性 |
トレンドで伸びている業態 |
カプセルホテル
調理師としてのカプセルホテル勤務はほぼありません。
社員としての年収は他の業態と比べて低く、250万円~350万円程が相場です。
シンプルな業務が多く、料理のスキルは必要ありません。
年収目安 250万~350万
メリット | デメリット |
---|---|
組織的で雇用条件も明確 | 調理師としての活躍の場はない |
仕事内容がシンプル |
コンドミニアムホテル
コンドミニアムは「リゾートマンションタイプのフロントサービス付き貸別荘」というイメージです。
低価格で、食事は時間・予算・内容が選択可能。
完全セルフの戸建て貸別荘とフルサービスのホテル・旅館との、ほどよい中間タイプになります。
こちらも調理師としての活躍はありませんが社員の年収は300万円~450万円程。
年収目安 300万~450万
メリット | デメリット |
---|---|
組織的で雇用条件も明確 | 調理師としての活躍の場はない |
仕事内容がシンプル |
複合ホテル
いちばんわかりやすいのが東京ディズニーランドホテルです。
複合型ホテルは大規模施設やエンターテインメント施設と併設されている場合が多くて提供する料理もすこし特殊になります。
調理師の年収は400万円~600万円程。
観光客向けの料理提供が中心となります。東京ディズニーやユニバーサルスタジオジャパン近くのホテル ユニバーサル ポートでは一般的なホテルで働くのとは違った楽しみがありそうですね。
年収目安 400万~600万
メリット | デメリット |
---|---|
組織的で雇用条件も明確 | 勤務地までの移動時間 |
特殊な料理内容が学べる | エンターテイメント観光客向けの料理 |
エアポートホテル
エアポートホテルは空港に隣接するホテルを指します。
こちらも実質調理師としての業務は少なく社員としての目安で年収は300万円~450万円程が一般的。
深夜や早朝のシフトが多く、柔軟な勤務が必要になってきます。
日本では移動の間での泊まるだけという感覚がありますが世界にはたくさんのおしゃれなエアポートホテルがあります。
このようにホテル業態は様々ありますが、調理師としての活躍できる職場はたくさんあります。
そして年収は、ホテルの規模や立地、個人のスキルや経験によってかなり違ってきますし、内情を良く知る転職エージェントさんと良く相談して決めていきましょう。
違いが出る理由を知っておこう!!
ホテル調理師の年収が違ってくる理由
ホテル調理師の年収の違いには根本的に何が関わっているのか確認していきましょう。
地域経済の発展度
まず、地域経済の発展度が大きな要因になっています。
都市部、特に東京や大阪などの大都市では、観光客やビジネス客が多く、ホテル業界が活発です。このため、需要が高く、給与水準も相対的に高くなります。更にコロナ過を終えた今外国人旅行客が増え続けインバウンドの需要も追い風となっています。
例えば、東京都の調理師の平均年収は401万円まで達しています。
一方で、地方都市や過疎地域では観光客が少なく、ホテルの数も限られているため、給与は低く抑えられる傾向があるんです。
ただ一概にそのようにはならない事例もあります。
全国展開している企業において求人を出しても優秀な調理師が集まらない為に待遇も上げている場合もあるんです。
また調理だけの職務だけでなく総合的な役職として求人を出しているケースもあります。
生活費の違い
次に、生活費の違いも影響します。
都市部ではとにかく家賃や生活費が高いのでそれに見合った水準で給与提示をしています。
例えばですが、東京都の消費者物価地域差指数は104.7と高く、生活費も全国で最も高い水準。
これに対し、地方では生活費が比較的低いため、給与水準もそれに応じて低くなることがあります。
企業規模や業態の違い
企業規模や業態の違いも重要です。
大手ホテルチェーンでは福利厚生や昇給制度が整っていることが多く、高い給与を提供する傾向があります。
一方で小規模なホテルや個人経営の宿泊施設では、経営資源が限られているため、給与が低くなることがあります。
その代わり調理現場においては自由度が高くやりがいも感じやすい職場が多いですね。
経験年数や技術レベル
経験年数や技術レベルも影響します。
一般的に経験豊富な調理師は高い給与をもらうことが出来るのですが、その経験を積む機会は地域によって異なります。
都市部では多様な料理スタイルや技術を学ぶ機会が豊富であり、それが結果的に高い給与につながることがあります。
ライバルとなるシェフや調理師・料理人が多くいることでおのずとレベルは上がってきますよね。
業界の景気 競争状況
最後に業界全体の競争状況も影響してきます。
観光業が盛んな地域では、多くのホテルが競争しているため、高い給与を提示することで優秀な人材を確保しようとします。
この競争は特に大都市や国内外からの観光客が多い地方で顕著に出てきています。
コロナ過でもあったようにサービス宿泊業界は”景気”によっても大きな影響を受けます。
あの当時は年収が良い悪いどころか、雇用継続をするかという問題にまでになりました。
そんな状況になっても「変化に強い」「なんでもこなせる」シェフ・調理師・料理人を目指したいものです。
ホテル調理師に向いている人
- 基本的なマナーと挨拶
- コミュニケーション能力
- 体育会系なひと
- 向上心と探究心
- 几帳面で正確な性格
- 勉強熱心
- ポジティブな思考
- 粘り強さ
街のレストランで働くのと違うところは、組織の中で働くので
社会人としての正しい立ち振る舞いと協調性が重要となってきます。
ホテルの調理師のしんどい・きつい理由
- キャリアの停滞感
- 労働時間が長い
- 人間関係&上下関係が厳しい
- ワークバランスが崩壊
- 転勤がある
- 給与・待遇が現状に見合っていない
- 技術やスキルの成長が止まる
- やりがいの欠如
- 他業種や独立の魅力との比較
キャリアの停滞感
シェフや総料理長をトップとするホテルレストランの組織は、役職も限られてきます。
役職ポストを増やすホテルもありますが、人数が多いので激しい競争状態になります。
「あの先輩がなぜスーシェフなのかが全く理解できない」など不満は付きまといます。
「同期のあいつより段取りよくこなしているのに…」
つまり実力があっても昇進出来ない状態になります。
追い打ちをかけて年齢が上がってくると、調理場のトップポジションは限られて上に進む可能性も薄くなります。
そういった場合、自己嫌悪のような状態になってしまって、
「自分の成長が止まった」ここでは必要とされていないと感じる思考になってしまいます。
「あなたの実力が十分にあるのにも関わらず」です。
そのような考えになればモチベーションが下がり、良い仕事なんて出来ません。
ライバルが多く昇進は限られている
労働時間が長い
ホテル業界は24時間営業の体制で、レストランは早朝から深夜まで営業しており、長時間のシフト勤務が必要です。
人に欠員が出た場合、朝食とディナーの業務を担当することとなり、一日中休む暇もないほど忙しくなります。
その場合休みが取りにくく、体力的にも精神的にも負担がかかります。
規模が大きいホテルとなると、その準備と片付けのために勤務時間が延びる事もしばしばあります。
人手不足やインバウンド影響で多忙な期間も増えてきました。
慢性的な状態になってしまうと
■健康への影響と
■プライベートの時間
がなくなるなど不満が募ってきます。
拘束時間が街レストランと比べて長い
人間関係&上下関係が厳しい
厳格な上下関係が残っていて、上司や先輩からの指導が厳しいのが特徴です。
体育会系集団の集まりです。
特に新人には細かいことまで厳しく指導されることが多く、精神的なプレッシャーがかかります。
町のレストランも厳しい部分は同じですが、働く人数が圧倒的に違って50人規模となるところが多く組織的運営をしています。
つまり、上下関係だけでなく横のつながりの人間関係も重要となってきます。
この環境はスキルを向上させるためには役立つ反面、ストレスも大きくなってきます。
ホテル調理場は、50人~300人規模となり人間関係が複雑になりやすい
ワークバランスが崩壊
飲食業界でも待遇が良いホテルですが、通常の会社員のように
”朝8:00出勤~17:00退社、時々残業が1~2時間”
ような勤務体系ではありません。
一般的には
通常 ”午前10:00出勤~19:00退社”
朝食バイキング担当の場合 ”4:00~13:00退社”
と時間帯はホテルによって違いますしポジションや役割によっても違います。
週休2日制のホテルが多いですが、固定した休みは取れません。「人が働いている時に休めるからいい」という意見もありますがあまりにも不定期な働き方になると体調を崩し兼ねません。
ホテル自体に夏・冬休業なんてことはなく、むしろ稼ぎ時なのでその時期は残上覚悟で働くことになります。別日に夏・冬の休みを取ってくれるホテルもあるとは思いますが、私は聞いたことがありません。
家族がいる場合で、お父さんは週末・祝日も仕事、お盆休み・年末年始も仕事という状態です。そんな状態では家族との時間が取れないどころか離婚に繋がる可能性だってあります。
毎日、仕事にいくだけで終わっていく日々が続くといくら向上心がある人であっても参ってしまいます。
仕事漬けの生活になってしまう
転勤がある
大規模なホテルチェーンでは、他の店舗への転勤の可能性があります。
新しい環境に適応しなければならない上、引っ越しなどの負担も伴います。
家族いる場合、転勤がきっかけで離婚となるケースだってあります。
慣れない土地での環境変化は大きなストレスになってくるでしょう。
転勤は家族の理解がないと難しい
給与・待遇が現状に見合っていない
長時間労働にもかかわらず、給料が低いのが一般的です。
特に若手や新人の給料は低く、下ごしらえや火入れなどシンプルな調理をひたすら長時間こなしても、新人だから当然のような雰囲気が漂っています。
同期や後輩、先輩も多いので昇給・昇格には思ったより長く時間がかかってしまいます。
これだけ頑張っているのにまだこの仕事をしている…、ずっと給料上がらない…そんな気持ちになってしまいます。
転職者も多くほかのホテル、街のレストランなどから来た人の話を聞いたら自分の給料に愕然とすることもあるでしょう。またその逆もあるかもしれません。
ホテル業界で昇給・昇格を目指すには今与えられた業務を確実にこなし、常に他の業務に興味関心をもってチャレンジする姿勢が大切になってきます。
ライバルの多いホテルは前向きな向上心が必要です。
ホテル調理師の平均年収は355万円 月額では25万~30万円が目安
技術やスキルの成長が止まる
ホテルで働く若手調理師の業務特徴として、反復作業があります。
反復作業…つまり、「同じ作業を何度も繰り返す事」です。
規模が多くなるとその仕込み準備が膨大な量になり、若手がまずする事はその膨大な量の食材を処理する事です。
中堅になるとメニュー開発や発注、人の管理などを任せてもらえますが基本的には同じメニューや料理スタイルを維持して継続します。
総料理長が業界の風雲児で毎月、毎週新メニューを組み込んで営業をしているホテルは別ですが、ほとんどのホテルは【料理スタイル】や【仕込み方法】は固定しています。
もちろんそれには理由があって、300人のお客さん対応規模のホテルでグランドメニューをコロコロと変えると現場は大混乱してしまいます。
たった1つのメニューであっても、提供人数が多いので仕込み手順や段取り、素材管理、仕込み時間すべての作業手順を変えなければいけません。
その作業手順の変更は相当な時間がかかります。
品質安定の考えからも、頻繁なメニュー変更は得策ではないんです。
向上心やモチベーションの高い人は次第に不満に思い、新しい技術やトレンドを勉強したいと思うのが自然です。
料理人の交流会や、調理師学校が開催しているセミナーや研修に参加する時間がとれない場合もあって、スキルアップの機会を逃していると感じることがあります。
同じ作業の繰り返しでモチベーションが低下する
やりがいの欠如
長時間の労働やルーティンワークに追われる中で、調理そのものの楽しさややりがいを感じにくくなることがあります。
特にホテルでは大量調理や決まったメニューの提供が中心となるため、創意工夫を発揮する場面が少なくなります。
特に、「料理を考案するのが好き」「料理を作るのが好き」という人にとっては、同じ作業をすることはかなりつらいものになるはずです。創意工夫が得意、アイデアマンな人は力を発揮しにくい職場です。
ゲスト(お客様)と接する機会がないので、料理に対するフィードバックを受け取る機会が減り、仕事に対するモチベーションが低下することがあります。
喜びややりがいを感じにくい
他業種や独立の魅力との比較
同じホテル業界で長く働いていると、他業種でのホワイトな働き方や、独立したシェフの成功例に目を向けていきます。
独立したレストランオーナーは、自由にメニューを作成したり、自分のペースで働くことができるため、その魅力に惹かれます。
しかし、独立には資金やリスクが伴うため、踏み切れない不安や迷いが生まれます。独立か転職かという選択肢の中で揺れる調理師は多く、転職に伴うリスクや不安が決断を遅らせることがあります。
特にホテル調理師は深い調理技術を習得することは出来ますが、固定したメニューで同じ料理スタイルを続けるので、ふとした時に不安になってしまうんです。
「自分の料理やスキルが街のレストランで通用するのか…独立開業してもホテルで経験した料理は通用するのか…受け入れてくれるのか…」
ある程度経験を積むと自分の実力を評価してくれる”場所”を探すのは当然のことです。
実力を評価してくれる”場所”を探すことは当然のこと
ホテル調理師がきつく・しんどいと感じれば体を壊すまでがんばる必要はありません。
ホワイト企業はたくさんありますし探し切れていないだけです。
自分を責めるよりもまずは環境を変える行動をしていきましょう。
ホテル調理師のデメリット
- 偏った世界観になりやすい
- サラリーマン化しやすい
- 特定の仕事しか出来ない
- 人間関係が横と上下がありしんどい
偏った世界観になりやすい
偏った調理技術、偏った料理感覚、偏った知識に陥ります。
飲食の中では、数十人と人数的には多い職場ですがホテル調理場の独特の雰囲気が偏った認識となります。
その理由は総料理長の影響力が大きく部下はそれに従う風潮からくるものです。
町のレストランでは外の競合店との交流がありますが、ホテルという大きなハコの中ではその雰囲気が当たり前となっており自然と偏った認識となってしまいます。
ホテル調理場は、総料理長の影響力が強く偏った価値観になりやすい
サラリーマン化しやすい
細分化した業務が多く、調理経験があるのにある一定のことしか出来ないにんげんになってしまう。
指示待ちにんげん、主体的に動こうとする力がなくなってしまいがちです。
考える力は料理人にとって最も大事だと思うんだ
向上心のある自発的な動きは生意気と思われ、結果サラリーマン化する
特定の仕事しか出来ない
大量調理の知識や技術は身に付いても接客、栄養学、衛生面、原価計算、クレーム対応など町のレストランでは日々起こっている業務が身に付かない可能性が高い。
ホテル業界でしか通じない業務が多い
人間関係が横と上下がありしんどい
品格、格式高いホテルでは未だ上下関係は厳しいが、それだけにとどまらず同僚の人数が多い為、嫉妬や妬み、つらみが起こりやすい。
残念ながらいじめに近い嫌がらせもあるんだ
ホテル調理場は、50人~300人規模となり人間関係が複雑になりやすい
ホテル調理師のメリット
- 手厚い教育を受けられる
- キャリアアップが見えやすい
- 勤務形態が安定している
- 箔がつく
手厚い教育を受けられる
新人として入社すると企業として組織的に手厚く受け入れがあります。
新人を育てるという教育方針が強いホテルが多く逆を言えば下積みが長いという捉え方もあるでしょう。
入社すると新人研修がありホテルに従事する前に基本的なノウハウを学んでいきます。
人材育成が重要視され正しい知識や技術を習得できる
キャリアアップが見えやすい
調理に携わるころには技術、知識が得られうまくいけば順調に昇進となります。
昇進が進めば、待遇もよくなり部下が増えチーフ→マネージャー→料理長→総料理長と進めます。
ホテル業界に身を置くのであればキャリアアップはしやすい
勤務形態が安定している
業務内容がマニュアル化されており『この人がいなかったら何も出来ない』という危ないシフトは組みません。
つまりシフト前提で勤務体系が作られており、8時間労働という勤務形態は他の業種より実践出来ています。
ホテル調理場は勤務体系が確立されていて無理な労働は比較的少ない
権威が増す
仮に転職を考えた時、○○ホテルという『箔がつく』状態になり飲食業界での幅だけでなく異業種への幅も広くなります。
転職をするときに一番肌で感じる部分だよ
【ホテル出身の料理人】
ホテルブランドで自らの価値が自然と高まる
出会いが多い
仕事でのメリットではないんですが、ホテルは女性社員やバイトも多く出会いは多いです。
これってすごく実は大事なことで、毎日家から仕事場の行き来だけの状態なので出会いがありません。
調理師同士の恋愛になることはまれですが、接客サービスやフロント、宿泊部署と恋愛関係になることはすごく多いです。
私の先輩もホテル勤務時代に、職場恋愛して結婚しました。
結婚後もホテルや飲食の職場環境に理解があるのでうまくいく人が多いですね。
飲食に理解ある人と出会える
仕事内容と労働環境
ホテル調理師の仕事内容
仕事項目 | 内容 |
---|---|
食材の仕入れと管理 | 食材の発注と在庫管理 、食材の受け取りと検品 |
メニュー開発 | 新メニューの考案、季節の食材を活用した特別メニューの作成 |
食材の準備 | 野菜の洗浄とカット、肉や魚の下処理 |
調理作業 | 各メニューの調理(焼く、炒める、煮るなど)ソースやスープの仕込み |
盛り付け | 料理のプレゼンテーションと盛り付け |
衛生管理 | 調理台やキッチンの消毒と清掃 、食材や調理器具の衛生管理 |
厨房の管理 | 調理器具のメンテナンスと管理 、シフト管理とスタッフの教育 |
顧客対応 | 特別なリクエストやアレルギー対応、クレーム対応 |
イベント対応 | 宴会やイベントでの料理の準備と提供 、報告と打ち合わせ |
ホテル調理師の労働環境 休日数の目安
年間休日…目安100~120日間
週休2日制…繁忙期と閑散期で調整あり
夏季休暇…設けてある場合は、目安3日間※注 ホテルによって休暇制度が設けてあるか様々
冬季休暇…設けてある場合は、目安4日間※注 ホテルによって休暇制度が設けてあるか様々
ホテルの就労規定によりますが、組織が大きくなると就労規定がきちんと整備されています。
ホテル調理師の労働環境 1日の勤務時間
繁忙期…実労働時間10時間~12時間
通常期…実労働時間8時間
業務が細分化、マニュアル化されており飲食業界の中ではかなり労働環境が良い職場と言えます。
ホテル調理師 きつい1日のスケジュール
- 10:00出勤 個人の当日準備確認
服を着がえるなどの身支度、前日の状況確認
- 10:30朝礼 当日メニューの確認
朝礼では当日の予約 欠員が出た場合の対応など確認
- 仕込み&個人仕込み、全体仕込み
食材の切り込み、出汁やソースなどの下ごしらえ
- 12:00宴会スタート
忙しさのピークとなる時間 お客さんのペース配分で盛付&配膳していく
- 15:00片付け
宴会、通常営業の調理道具片付け、整理
- 調理場清掃 クリンネス ディナー内容の確認
夜の仕込み準備、進行具合を話し合う
- 16:00仕込み&個人仕込み、全体仕込み
肉の火入れ、食材の切り込み、出汁やソースなどの下ごしらえ
- 18:00宴会スタート
忙しさのピークとなる時間 お客さんのペース配分で盛付&配膳していく
- 19:00遅番への引継ぎ 退社
宴会、通常営業の調理道具片付け、整理などの片付けと並行
場合によっては残業
一般的な10時~19時勤務の場合、このようなスケジュールで業務をこなしていきます。
ざっくり言えば、
朝礼→メニュー確認→下ごしらえ→火入れやだし汁仕込み→盛付→火入れ→盛付…という流れ。
外的要因、お客さんの進行が遅いなどで残業が発生します。
ホテルの繁忙期
3月下旬(春休み) 7・8月(夏休み) 12月下旬(冬休み) 4月下旬~5月上旬(ゴールデンウイーク)海外の旧正月時期
人の動きが多い時期は非常に忙しくなるのでスケジュール通りには進みません。
ホテルの閑散期
1・2月、4月の上旬、5月の下旬などが閑散期となります。
長期休暇、大型連休の前後は需要が落ち着きます。
実はその時期は調理することは減りますが、ホテル全体で新メニューの開発、新プランの提案、クリンネス、業務改革などを進めていくので意外に忙しい場合があります。
ホテル調理師 部門の配属先
ホテルは大きく分けて5つの部門に分けられています。
- 宿泊部: チェックイン・チェックアウト、予約管理、客室サービスなどを担当
- 料飲部: レストランやルームサービスを運営し、メニュー開発や食材調達
- 宴会部:イベントや宴会の企画・運営を担当し、顧客の要望に応じたサービス
- 管理・営業部門: ホテル全体の運営管理、収益管理、マーケティング活動
- ブライダル部門: 結婚式の企画・運営を担当し、顧客の特別な日をサポート
料飲部はレストラン部門、宴会部は宴会調理部門とも呼ばれています。
レストラン部
【代表的なレストラン】
フレンチ
イタリアン
中華
和食
ステーキハウス
カフェ&バー
ホテルに入社し宴会部で5~6年ほどの経験を積んでレストラン部に異動するパターンが多いです。
宴会部
【代表的な宴会例】
忘年会・歓送迎会
講演会
記念式典
ディナーショーなど
【婚礼】
ブライダル
ホテルへ調理師として入社するとほとんどの場合は宴会部へ配属されます。
その理由は、調理の基本的なことを学ぶ為もありますがホテルとしての規律、格式、品格を基礎から学んでいくという意味もあるようです。
企業側の取り組みを見てみよう!
人手不足を解決する施策
意識の高いホテルが待遇の良い求人情報を出すので、
経験を積んだ仕事のできるホテル調理師さんが減ってくるという現象になってきます。
企業側としては大きく4つに別れると思っていて
①他ホテルよりも待遇を良くする(改善する)
いち早くこの問題に気づき対策を講じているホテルはまず、待遇を良くしています。
資金力がないホテルであってもアイデアや創意工夫で働き方改善の行動をとって、良い人材が集まるように、人材が残るように努力しています。
在職中に待遇改善の動きを見せてくれれば、かなり好感が持てますね。
②外国人や女性の求人を強化
中国、ベトナム、バングラディッシュの国からの研修性を働き手として模索しているホテル企業も沢山あります。とりわけ外資系のグローバルな企業では、語学力も魅力です。
ただ、フロントがメインとなるので厨房で働くニーズは少ないかもしれません。
女性の求人も強化していて、元パティシエ、主婦で子供が手を離れたからといったニーズに対して華やかなでやりがいのあるホテル勤務を提案している場合もあります。
③ITシステムや最新機器を強化
今ではビジネスホテルフロントの受付がAI化されているのは普通の光景になってきました。
飲食ホテル業界だけでなくすべての業界で機械化を進めるのは必然だと思っています。
食器洗浄機、スチームコンベクションオーブン、真空包装機、急速冷凍機など作業工数を減らす機械はありますが更に上回る機械はまだ出てきていません。
なので厨房においては処理済みの食材購入や、掃除などを外部委託にするなどの策が必要になってきます。
④既製品の活用
優秀なホテル調理師が居ない場合、割り切って既製品の活用を模索しています。
各メーカーから出されている完成されたチルド・冷凍・常温の調味料や食材を手間暇をかけずに提供すればシェフ1人で対応することも不可能ではなくなってきました。
料理人としてのポリシーに反しているかもしれませんが経営を維持するためには苦渋の選択かもしれません。
同時に、既製品と言われる食材もレベルが高くなりプロの料理人も唸る商品がたくさん出てきています。
しょく選び.comの深堀インタビュー
□佐藤さん(仮名)31歳女性
□調理師学校を卒業後、横浜にある高級ホテルに就職
□約4年勤務し、保育園給食の運営会社へ転職
辞めた理由を教えてもらえますか?
朝が早くてまとまった休みが取れなかったですし残業が多かったのが理由です。同僚も体調(メンタル)を崩して退社する方が多かったです。
どんなホテルだったのか簡単に教えてください。
ホテル全体の社員は250~450人くらいだと思います。厨房は50~65人いて私の部門は15人です。調理部門は洋食・和食・中華・ベーカリーがありました。
佐藤さんが働いていたホテルの給与・労働環境を教えてください。
入社した時は手取りで21万円で退職時は23万円です。ボーナスは13万くらいだったと思います。休みは週休2日制で週に1~2回、年間だと112日程度だと思います。シフトの関係で特に何曜日が休みという固定はありませんでした。通常は9時間労働ですが、繁忙期は9時間~11時間働いていました、しかもほとんど休憩と言う休憩はなかったです。夏の休暇や正月休みなどはありません。残業の手当はありました。親族のお葬式、新婚旅行などの特別有休もありました。
有給休暇や福利厚生はどうだったんですか。言いにくい環境だったとか?
有給消化は取れるには取れますが、おっしゃる通りすごく言いにくくて取りにくい環境でした。直属の上司に確認をしていました。でもホテルによって違いはあるので他のホテルは取りやすいところもあるのかもしれません。福利厚生はいろいろあったんですが、例えばホテル割引など…。でも使った人はいませんでした。
佐藤さんはどんな仕事をしていたんですか?
私は、食材の切り込みと出汁などの下ごしらえ、肉の火入れなど。後は掃除です。
ご自身の部門以外で、”きつい”または”きつそうな”部門はありましたか?
私は特にありませんが、ベーカリーがきつそうでした。
女性でも実力次第で責任ある仕事を任せてもらえる雰囲気はありましたか?
あまりありません。男性割合が多く男9:女1でした。
女性特有の悩みはありましたか?
体育会系の職場なのでそのノリについていくのがつらかったです。だからと言っていいかわかりませんが、月経痛が言いづらかったです。男社会なので体育会系のノリについていけない人はしんどいと思います。女性ならではの繊細な盛付はすごく評価してもらえました!職場恋愛は私の厨房内ではありませんでした。知らなかっただけかもしれませんが…
”パワハラ”や”セクハラ”は感じましたか。もしくは見たことはありますか。
ありませんでした。
ホテルでは、”いじめ”などありましたか。または見たことはありますか。
厨房ではなかったと思いますが、フロント業務?やベルボーイ達の噂は少し聞いた事あります。シカトとかsnsで悪口とか…働くホテルによって違うと思います。
一緒に仕事をしていた同僚の勤続年数を教えてください。
4~5年くらいです。
ホテルに中途採用(転職)してくる人はどの業界が多いですか?
洋食レストランや、料亭、他のホテルから来た人が多かったです。
その人たちはホテル業務にすぐなれるのですか。
慣れてたと思います!大体料理やっている人は感覚で動いてしまうので、雰囲気で動けてるな…と言う感覚でした。
お休みの日に仕事の連絡はありましたか?
たまにありました。役職がある人は良く電話がかかっていたみたいです。
副業がブームですがホテル調理師さんで副業をしている人はいましたか?
あまり聞きませんでした。そもそも副業禁止でした。副業をやる時間も体力もありませんでした。
保育園給食の業務は、ホテル経験者に向いていると思いますか?
人によると思います。料理のこだわりがありすぎる人は向かないと思いますし、働き方を変えたいと割り切った人にとってはホテルのスキルを活かせるし、すぐに慣れると思います。
どんな人がホテル調理師に向いていると思いますか?
体育会系で定期的に同じ作業が苦にならない、反復作業が上手にこなせる人や気遣いや周りを見ることが出来る人が向いていると思います。勤務体系も早朝が苦にならない人や退勤時間が深夜でも大丈夫な強い人も向いてます。
逆にどんな人が向いていないと思いますか?
向いている人の逆だと思います。団体行動が苦手な人、気遣いが出来ない人。男性の体育会系に免疫がない人。早朝、深夜が苦手な人。体が弱い人です。
ホテルを就職、転職しようとしている調理師さんにアドバイスはありますか?
テクニックや、盛り付け技術を磨きたい人はおすすめです。一つの作業を集中して調理、調味するので深く追求できます。食材はすべていいものを使っているので違いが分かるようになるし賄いが当たり前に美味しいです。
以上です。ありがとうございました。
佐藤さんはライフワークを重視して幼稚園の給食に転職されました。ご協力ありがとうございました!ホテル調理師さんへのインタビューはこれからも継続するのでその都度追記していきます。楽しみにしていて下さい。
ホテル調理師勤務のリアルな口コミ
辞め方手順
辞めると決めたら強い意思で計画的に進めよう
ホテルで働くことに関して違和感を感じているんのであれば早い段階で、強い決意で進めましょう。
強い意志がないまま伝えてしまうと、必ず説得されます。
説得されてあいまいな返事で長引かせてしまうのはあなたのキャリアプランや職場においても良いとは思えません。
もしも、自分で言えない場合は全国区の退職代行サービスを活用しましょう。
ホテル調理師 退職理由NGワード
ホテル調理師を辞める時には順序がありますが、『NGワードの退職理由』があるので注意しましょう。
✖ やりがいのある仕事をもらえない
NGな理由→本人の未熟さ経験不足を指摘され、説得される場合がほとんどだからです。
✖ 労働時間が長すぎて体調を崩してしまった
NGな理由→求職の提案、業務改善を持ち出すが労働時間の改善はすぐの解決は皆無だから。
✖ 労働環境の不平不満を理由にする
NGな理由→無事に退職した場合、人間関係が悪くなる。円満退社が出来なくなるから。
✖ 自分に対する評価が悪い
NGな理由→人事評価は人によって様々な為配置転換だけでその場を取り繕う可能性があるから。
ホテル調理師 ポジティブな退職理由ワード
円満退社をするには多少事実とは異なる理由を伝えることも必要になってきます。
ほとんどが同じ印象業界へ転職をしていますので可能な限りポジティブな理由で退職するのがベストです。
〇 スキルアップの為に環境を変えたい
ポジティブな理由→成長の為に辞めたいという理由は業界内では筋の通った理由だからです。
〇 極度の体調不良
ポジティブな理由→このまま続け得ると体を壊してしますという事例を徹底してアピールする方法です。
〇 親が体調不良 急遽実家に帰らないといけなくなった
ポジティブな理由→親の介護、事業を引き継ぐなど家の事情でにごわす方法であればだれも傷つけません。
円満退社のポイント
可能な限り、演技でもいいので円満退社をしましょう。
飲食業界は横のつながりがあり何をどこで陰口を言われるかわかりません。
今はつらくても笑って退社することのメリットの方が大きいです。
下記は円満退社のポイントです、参考にして下さい。
- 最低1か月前には退職の意思を伝える
- 繁忙期を避ける
- 直属の上司にまず伝える
- 管轄の責任者と話す
- 退職に対する強い意思を示す
- 不平・不満は避ける
- 引き留めにくい理由を考える
仲の良い先輩や同僚に相談し漏らすことのないようにしましょう。
辞める相談をする相手は口の堅い、あなたが信頼できる人だけです。
最悪な辞め方
退職願いを出して、退職するまでの期間が極端に短い
民法第627条第1項では、期間の定めのない雇用契約の場合、退職希望日の2週間前までに退職届を出せば退職できると定められていますが、
一般常識として2か月前、遅くても1か月前には退職願いを出します。
つらいと思うけど、社会人として最低限これだけは守ろう!
特にホテル調理において人数も多く人事配置は重要となるので人に迷惑をかけることがない手順を取りましょう。
まとめ ホテル調理師辞めたい 勤務時間や仕事内容を詳しく解説
格式あるホテルで働くことは社会人になるうえでたくさんの学びがあります。
筆者の友人はとあるホテルで中堅役職となって退社。料理人としての格が上がったのを強調してより待遇の良いホテルへ転職し年間100万以上年収が増えました。
違う友人は、とあるホテルで10数年働き、車好きが講じて車の営業へ転職を試み、正規ディーラーへ転職しました。組織の中で働いたことによる協調性、コミュニケーション能力は高いと評価されたのだと思います。
ホテルへの就職に迷っている方、ホテル在職中で辞めようか悩んでいる方のお役に立てれば嬉しいです。
しょく選び.COMはあなたの職選びを応援しています。
転職を決意したらホテル業界に強いフーズラボがおすすめです!
ここをクリックすると、もっと詳しく説明しているよ!
コメント