調理師・料理人は年収1,000万稼ぐことは可能なのか？具体策も解説

日本の調理師（料理人）で年収1,000万を稼ぐ人は一体どれくらいいるのでしょうか？

少なくとも、私は年収1,000万を超える料理人を見たことがありません。

ではどうすれば1,000万の年収を稼ぐことが出来るのか？　

少しでも近づくために具体的な方法を解説した記事です。

長年調理師として活躍し、大手食品メーカーへ転職した筆者がより高い収入を得る為のノウハウをお伝えします。

ぜひ参考にして下さい。

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最初のぎもん

調理師・料理人は1,000万の年収は可能なのか？

結論から言ってしまうと、

かなり難しいです。

食品メーカーで飲食店を回る営業をしていますが仲のいい調理師さんに質問するとほとんどが以下の通りです。

聞き込みをした日時と場所は、2024年6月・人口140万人のとある地方。

仕事上お付き合いのある3名の方はいずれも500万円もないとの返答でした。

難しい中でも、どうしたら調理師さんが1,000万円稼げるのか具体的な方法を解説していきます。

誰でも出来る具体的手法がこちら

年収1,000万を稼ぐ方法

調理師（料理人）が年間で1,000万円稼ぐ方法はこちらの5つ。

料理ジャンル・業種を変える

調理師といってもさまざまな職種があります。まずは、職種別におおよその年収を見てみましょう。

業態・職種	年収範囲
街の個店イタリアン	約250万～400万
街の個店フレンチ	約250万～400万
街の洋食レストランや料理店	約250万〜400万
一般的なホテル・旅館	約350万～500万
一流ホテルなどホテル関係	約350万〜600万
ブライダル	約300万～450万
ファストフードやファミレスなどチェーン店	約250万〜350万
保育園や介護施設など給食	約200万〜350万
開業シェフ	約250万〜1,000万

年収1,000万にもっとも近いのが『開業シェフ』です。続いて、一流ホテルの500万。

現在あなたの業態を比較して、より給与が高い業態を選ぶことが高収入を得る方法のひとつです。

それぞれに特徴があるので解説します。

街の個店イタリアン・フレンチ・洋食レストラン

2023年7月時点で全国の飲食店は825,712件ありそのうち個人経営は87%の71,000件ほどあります。

その多くのお店が街の個店レストランです。

年収範囲は250万～400万ですが、労働時間や待遇が改善されていない場合も多く給与に対して働く時間が長いというお店はたくさんあります。

有名シェフのレストランとなればそこで学びたいという若手の料理人も多くいて更に助長される形です。

しかし、有名シェフのお店で学び、修行をすることで将来的には箔がつきヘッドハンティングで高収入を得る可能性や、独立開業して高収入を得る可能性も大きく広がります。

特徴的なのは、入りたての若手調理師は初年度が200万も満たない場合が多くあるということ。

個人店であることと、調理技術や接客を教えていくという側面が大きな理由です。

いずれにしても雇われの立場なので、オーナーシェフの所得と同等の収入はあり得ません。

一般的なホテル・旅館

一般的なホテル・旅館の年収範囲は約350万～500万です。

シティホテルやビジネスホテルもここに入りますが朝食バイキングだけの場合が多く、調理師を設けていないホテルがほとんどです。

高い付加価値を提供している”星のリゾート”さん平均年収は240万～900万。

そのうち調理関係は352万（平均年齢27歳）となっています。

全国に事業展開する企業や地方で経営しているホテル・旅館もそこまで大きな所得の違いはありません。違ってくるのは転勤に対しての手当、またはマネージャーとしての立場になった手当が変わってきます。

特徴的なのは、働く待遇はそこそこなのですがホテルや旅館によってかなり違ってくるということ。

料理人の視点でみれば、そこの料理長の色が全面に出ていて良くも悪くも考え方や技術習得は限られてきます。

一流ホテルなどホテル関係

一流ホテルと言われている業態の年収範囲は、約350万〜600万です。

雇われる料理人として1,000万年収に近いとされているひとつが『一流ホテルの総料理長』です。

外資系新規部門立ち上げの求人では、年収700万～1049万円提示　料理長候補求人が出ていました。

外資系であれば1,000万の年収はかなり現実的ですね。

日本の一流ホテルにおいてみんなが知っている『帝国ホテルの総料理長』の年収目安を見ていましょう。総料理長は役職が部長にあたるので897万となります。

役職	平均年収
主任	544万円
係長	614万円
課長	811万円
部長	897万円

一流ホテルは宴会部、レストラン部、ブライダル部と業態も多岐にわたり従業員数も100人以上となります。その為、各セクションの料理長、その上の総料理長に昇進する為にはかなりの年数と努力が必要で狭き門と言えますね。

特徴的なのは、組織なのでコミニュケーション能力が必要で年収UPのための人間関係づくりは重要になります。

料理ジャンルが洋食、フレンチ、中華、和食、デザートと多いので網羅的に学ぶことが出来ます。

ブライダル

披露宴、ブライダルに特化した事業所での年収範囲は約300万～450万です。

ホテルの年収範囲と、かなり似ています。

収容規模が大きくなれば変わってきますが基本的には、週末2日間でどれだけ案件が入るかにかかってきます。最近では、少人数の披露宴で高単価な食事が増えてきたので効率的とも言えます。

カリスマ的な料理人がブライダル料理を提供するとなれば、年収も1,000万に近づくかもしれません。

ファストフードやファミレスなどチェーン店

全国展開している大手企業調理担当の年収範囲は約250万〜350万です。

労働規範が明確で福利厚生、待遇がしっかりしているのが特徴と言えます。反対に、給与面では比較的低い水準となっています。

ブラックな要素が強いですがご本人は「人がいない・料理が安定しない」などの責任感で仕事をされています。

企業ごとにかなり違いのあるチェーン店の調理師ですが、特徴的なのは料理だけだなく店長としての役割も担う場合があるということ。その場合は、店長職の手当が発生するので250万～350万以上の年収額となります。

しかし、労働環境や職責は大きく変わってきますので慎重に判断するべきだと私は思います。

保育園や介護施設など給食

保育園、老人ホーム、病院、学校給食などの給食事業での年収範囲は200万～350万です。

女性の方が比較的多くて高所得よりも働く環境を重視する職場だと言えます。8時間労働の定時で終わる事象所がほとんどですし、イレギュラーがあったとしてもイベント開催などの年数回程度。

その中で、年収1,000万にかなり近い職種が、公務員である学校給食調理員です。

給食調理員は「技能労務職」とされ、常勤の給食職員の平均年収は、約600万～800万円です。しかも退職金が2,800万ほどなのでかなり魅力的と言えます。学校内の給食室か、共同施設の給食センターでで働くのが一般的です。

給食職員になるには、各自治体で行われている採用試験に合格して就業する形となります。

詳しくは在宅の市役所HPを確認しましょう。個人的はかなりおすすめの職場です。

特徴的なことは、料理提供が営利目的でなく安心・安全で衛生管理を徹底した職場だということ。

大量調理が得意で、きちっとした作業が得意な人がおすすめですね。

異業種へ転職する

飲食業界ではなく、まったく違う業種・業態への転職で高年収を狙う方法です。

2023年の業界別年収表を見てみましょう。

業種分類		平均年収
	年代最高額	全体	男性	女性
金融	714万円	469万円	572万円	394万円
メーカー	712万円	466万円	506万円	381万円
総合商社	939万円	464万円	525万円	374万円
IT／通信	747万円	446万円	478万円	393万円
建設／プラント／不動産	591万円	432万円	470万円	364万円
専門商社	633万円	424万円	468万円	361万円
インターネット／広告／メディア	629万円	423万円	469万円	381万円
メディカル	637万円	408万円	499万円	354万円
サービス	507万円	377万円	419万円	335万円
小売／外食	496万円	359万円	400万円	317万円

私たちが働いている業種「小売/外食」はワースト1位の359万円、トップ1位は銀行・証券会社・消費者金融の「金融」469万です。

小売/外食は、年代最高額の額（すべて50代）と全体額の差があまりないというところもポイントです。つまり、他の職種と比較して年を重ねても、平均年収額以上は期待できないということ。

「メーカー」を引き合いに出すと、メーカーと言っても業態別にたくさんあって「たばこ・トイレタリー・医療薬品・食品・総合電機」などがまとめて表記されています。平均値をとれば466万円ですが50代での最高額が712万とかなり幅があります。会社によってかなり違いが出るということです。

そこで、私は調理師・料理人と親和性の強い「食品メーカー」をおすすめします。

年収1,000万を超える企業は、アサヒグループホールディングスとサントリー食品インターナショナルさんです。中途採用枠を設けている時期などもタイミングなので常に注視しておく必要があります。

わたしがその一人なので、この記事を見ている皆さんも必ず実現出来ます。

ちなみに私は20代後半で調理師から食品メーカーへ転職、勤続15年で年収520万です。

大手の年収ランキング10位まで見てみましょう。

順位	会社名	設立年	平均年収	平均年齢	平均勤続年数	従業員数
1	アサヒグループホールディングス	1949年	1250万円	45.7歳	17.0年	155人
2	サントリー食品インターナショナル	2009年	1033万円	40.9歳	15.7年	522人
3	明治ホールディングス	2009年	997万円	43.1歳	20.1年	34人
4	味の素	1925年	982万円	43.6歳	19.9年	3494人
5	不二製油グループ本社	1950年	909万円	44.3歳	16.0年	135人
6	キリンホールディングス	1907年	896万円	42.9歳	15.6年	1070人
7	コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス	1960年	887万円	-歳	-年	-人
8	日清製粉グループ本社	1907年	865万円	42.6歳	17.3年	337人
9	日本ハム	1949年	857万円	42.5歳	18.8年	1431人
10	JT	1985年	856万円	43.0歳	18.3年	7464人

独立開業する

調理師・料理人の年収1,000万に一番近いのが『開業シェフ』です。

しかし約250万〜1,000万と大きく幅あるので説明していきます。

現代において20代で技術、知識を習得して独立開業することは難しくありません。

ひと昔は修行が必要や資金調達などがありましたが、情報化社会、金融機関の後押し、クラウドファンディング、SNSの発信などで昔より容易に進めことが出来ます。

つまり本人次第でお店を持ち、有名店となれば年収1,000万円を稼ぐことが出来るということです。

ここで大事なのが、リスクです。

昔より資金調達がしやすくなったとしてもそのリスクは伴います。ハイリスクでありながらそのリターンは即効性は少なくある程度の年月を要します。

なので私を含めて多くの料理人は慎重になり、次第に夢を諦めてしまいます。

是非、今から行ってほしいのは多くの人脈を作ること。

たくさんの人と出会い、独立の夢を語ることでその夢を応援してくれるオーナーや投資家、お金持ちがいらっしゃるかもしれません。こうして夢を叶えた同僚を何人か知っています。

応援者を一人でも多く作り、周りを巻き込んでいく力は独立後も大切な要素となるはずです。

フリーランスになる

『開業シェフ』と似ていますがここでいうフリーランスとは、料理研究家や企業へのコンサルティング、短期メニュー開発です。

料理研究家の年収は個人差があまりにも大きく、タレント商品の要素が強くなります。コウケンテツさん、土井善晴さん、栗原心平さんなどが有名ですがテレビや雑誌の媒体で活躍するのは一握りの方たちで狭き門だと言えます。

飲食特化の転職エージェントフーズラボさんが準備しているハイクラス人財などを活用して、コンサルティングやメニュー開発の仕事を請け負うことも出来ます。十分なスキルが前提ですが、今までの経験と知識をいかんなく発揮できる仕事だと思います。

在職中、社内外からもあなたの評価が高ければ挑戦してもいいかもしれません。

海外で就業する

海外で和食料理人として働くことも年収1,000万を稼ぐ一つの方法です。

求人ボックスというサイトで掲示している”日本”と”海外”の賃金の差を記しています。

日本
平均収入：￥340万/年
平均月収：￥25.3万/月
平均時給：￥1,075/時
引用：求人ボックス

アメリカ合衆国　ハワイ　ホノルル
平均収入：￥1,000万/年
平均月収：￥83万9,608円～94万7,920円/月
平均時給：不明
引用：海外求人｜求人ボックス

飲食特化の転職エージェントのクックビズさんも『海外求人』を27件掲載されています。

ここでも高収入が目立ちます。

給与面がまず目に留まりますが、実はそれ以上に働き方も日本とは大きく違います。

海外は基本的に8時間労働で国によってはお昼休憩を長くとったり、従業員のバカンス期間があったりと日本とは考えられないくらい働き方が違います。

つまりストレスなく働ける環境が多いということです。

私の体験談でいうと、イタリア2年働きましたが短時間集中、分業制でストレスもなく人間らしい生活を満喫しました。問題があるとすれば、語学力だけです。

日本人の調理師は日本食ブームに伴い、価値がすごく高まってきています。

実際、イタリアにいた時も日本食レストランと言いながら日本人は一人もいなくてみんな中国人でした。すごくがっかりしましたし、かなりの観光地なのに全く繁盛していませんでした。

反対にフィレンツェ、ローマ、ミラノの高級イタリアレストランには日本人コックが必ず1人は働いていました。

つまりハイレベルで本物を提供したい海外のオーナーは、本物の日本人料理人を求めているということです。

料理を学ぶ目的、高収入を得る目的など理由はさまざまですが『海外で働く』ことは

あなたの料理人人生において、資産となることと思います。

転職エージェント会社を利用して年収を上げる

このように年収を上げる為にはさまざまな手法があります。

そして実現させるためには、『転職』活動が一番の有効手段。

飲食の転職には、友人の紹介、自分で探す、転職サイト、ハローワークなどがありますが、より良い待遇を探すには転職エージェントは絶対に利用して下さい。

はっきり言ってしまうと、高収入所得を目指すには

転職エージェントを使わないとかなり厳しいです。

転職エージェントは本当に意味があるのか？という疑問にわかりやすく解説しています。

一般的な調理師・料理人の年収

調理師さん一般平均の年収は「340万」です。

勤務地域・年代・職種によって一概には言えない数字ですが参考としてみて下さい。

地域別

イラスト内　※(ア)アルバイト　※(派)派遣社員

人口の多い地域は当然給与も高くなる傾向がありますが、

一番高い地域は「東京都の382万」

一番少ない地域は「青森県の252万」でした。

観光・人口・土地などの要因があるかと考えられます。

結論として調理師が年収1,000万を稼ぐ方法を地域別でみると、

1. 東京都　382万
2. 京都　　357万
3. 大阪　　353万

となります。場所で選ぶとなるとこの上位3つの地域を検討しましょう。その他、長野県や沖縄など観光が盛んな地域も比較的高い水準になっています。

あなたが住んでいる地域はどうでしょうか。

右側の＋マークをクリックすると出てきますので比較してみて下さい。※引用元求人ボックス

調理師・料理人の年代別年収

トータルして調理師の平均年収は340万ですが、特徴的なのが①20～24歳の時期の年収の低さです。

人手不足や労働条件が良くなったとは言えまだまだ低水準で、”学ぶ、修行”といった概念が残っている印象があります。

給与の一番多い年代としては、一般的に40代と言われています。

調理師の年代別年収も同じようになっていて、40代以降は職責によって大きく変わる場合がほとんどです。

また体力的にもしんどくなってきますので、知識や経験を活かした仕事をしていく必要があります。

年代	平均年収	月収	賞与
20～24歳	274万円	20.7万円	25.0万円
25～29歳	308万円	23.1万円	31.2万円
30～34歳	342万円	25.6万円	34.6万円
35～39歳	365万円	27.1万円	40.6万円
40～44歳	377万円	27.9万円	42.1万円
45～49歳	381万円	28.2万円	43.6万円
50～54歳	368万円	26.8万円	47.0万円
55～59歳	360万円	26.3万円	44.1万円

年収1,000万を稼げる可能性が高いロードマップ

調理師としてふつうに働いていれば「年収は340万」という事実はわかってい頂けたと思います。

では、どうしたら年収を上げれるか。難易度levelが低い順から見てみましょう。

level★1の難易度が低い方法は3つ

「業態または料理ジャンルを変える」「独立開業」「海外へ就業」です。

その中で、時間を掛けず最短で1,000万に近いのは「海外への就業」

飲食特化の人財会社アドバイザーと話す機会があったんですが、海外では日本人調理師をすごく欲しがっているという事です。実際に毎年求人数も増えていて多くの若手料理人が海外で働いています。

単純に円安や為替の影響もありますが、日本人調理師の価値を高く見ているようです。

海外の○○で働いていたという実績があれば、日本へ戻りたいとなった時にも『箔』がつくので容易に希望する企業へ転職出来ます。

私は実体験をしたので強くその部分は感じています。

なので、最短で年収1,000万を稼ぎたい料理人は「海外へ就業」をおすすめします。

level2の難易度

異業種への転職です。

海外が稼げるってわかっていても、やっぱり日本が良い！！という方がほとんどだと思います。

確かに、日本は最高です。

異業種への転職には、在職中にしっかりとした準備をすることがポイント。

資格、業界知識の習得、社会人マナーを徹底的に準備し飲食で培ったスキルを最大限活かして挑みます。

そして、最後に難易度level3である

個人事業主のフリーランス。

フリーランスはリターンも大きいですが、まず現在の知名度がある程度なければ成功するまで時間がかかるかもしれません。テレビや雑誌で取り上げられる存在であればタレントや料理研究家、企業のコンサルタントで活躍が期待されます。

まずは、在職中の料理人としての価値を高めてからチャレンジすると成功しやすいと思います。

難易度は高いですがやりがいがあります。ただ、がんばったらその分返ってくるという単純なものではないのでその点は理解しておいてください。

本業＋副業で年収1,000万が可能！？

副業で稼ぐ方法

調理師・料理人の年収1,000万は難易度が高いですが、副業で少しでも収入があれば生活が変わるかもしれません。

副業を考えた時、大きく分けて2つの選択があります。

「本業を活かした副業か、本業以外のスキルを活かした副業か」です。

料理人のスキルが活かせる副業

• レシピ投稿
• 作り置き代行
• スキル販売
• 料理写真の販売
• 料理教室
• お菓子やパンの販売
• YouTubeで料理コンテンツ提供
• シェアキッチンで限定開業
• キッチンカー
• ケータリング　出張シェフ
• ブログ

アプリやSNSで料理にまつわる媒体があるのはご存じだと思います。「楽天レシピ」でいえば一般の方がレシピ投稿をするよりもプロの料理人が投稿するほうが専門的ですし信頼度が高くなり単価があがる傾向があります。

料理教室やシェアキッチンで物販やサービスを提供するには当然時間と労力がかかります。必然的に、休日を利用して働くわけですから意欲があっても体力が続かない可能性があります。

そして、本業に差し支える場合も考えられます。

私の提案として、本業を活かした副業は独立開業したオーナーか、フリーランスの料理人が合っていて雇われの料理人には負担が大きいためあまりおすすめしません。

でも、異業種へ転職して土日休み・長期の休みがある・有給休暇がしっかりとれるという職種であれば前の職業（調理師・料理人）のスキルを十分に活かせるこれらの副業は向いています。

つまり本業に差し支える副業はおすすめしません。

一般的な副業

得意な分野を活かせる副業もたくさんあります。一般的に稼げる副業はこちら。

• せどり
• クラウドソーシング
• ポイントサイト・ポイ活アプリ
• ブログアフィリエイト
• データ入力
• メールレディアプリ
• アンケートモニター
• ライブ配信アプリ

飲食で働く環境の中でいずれも「すき間」でやりやすい副業かなと思います。

活動する「すき間」時間は、本業の合間か帰宅後からですが時間を確保するのが意外と大変です。

先述したように本業に差し支える副業はおすすめしないので自分が時間的に出来そうだなと思う副業を選んでみましょう。

自分に合う副業を探す

「本業を活かした副業か、本業以外のスキルを活かした副業か」をご紹介しましたが、本業に影響の出ない副業って限られてきます。

ただ、私は「すき間」で本業以外のスキルを活かした副業で月に2万～7万の利益を稼ぐことが出来ています。

内容は物販ですが飲食とは全く関係のないジャンルの副業。

ちかくこのスキルを書いたnoteを作成予定です。

話を戻して、本業の調理師・料理人をやりながらの副業はむずかしいですが、必ずあります。

こちらがすき間で出来る『調理師のための副業』の記事で、難易度順に書き出しています。

調理師・料理人は年収1,000万稼ぐことは可能なのか？まとめ

いろいろと書きましたが、年収1,000万を稼ぐために一番大切なことがあります。

在職中に料理人としてのスキルを上げること

どんな業態で働いているとしても、目の前の仕事に一生懸命取り組んでいることってすごく大事なことです。

料理ジャンルや業種を変えようかなと考えていれば、今のジャンルを徹底して覚え深く知識を得ておきましょう。

そのスキルが次の職場で活かせなくとも必ずその姿勢は評価されます。

異業種への転職を考えていれば、同じように今のジャンルを徹底した知識を得ておきましょう。

料理だけでなく「思考」が大事なので、改善した経験、成果の出た経験、人の管理、マネージメントの観点でも在職中のスキルを高めておく必要があります。

海外就業を検討していれば、語学力は取得しても損はありません。

事前にしっかりと勉強しておきましょう。

フリーランスや独立開業が目標であれば、取り巻き業者の関係を深く増やしたり、応援してくれそうな人となるべく多く会ったりと人間関係を増やしてく必要があります。

そして、繁盛店にする為に最大限の努力をします。

給料は人の対価ですので、まずは自分の価値を上げるために今の仕事を一生懸命やりましょう！

給与はその人の対価

そうすれば、必ず年収1,000万に少しづつ近づくと確信しています。

しょく選び.comは調理師・料理人を応援しています。

総合順位	公式 サイト	特徴	口コミ 評価	求人数	実績	サポート	求人 地域
1位	フーズラボ	実績 №１	○	◎	◎	◎	全国
2位	クックビズ	書類 サポート 手厚い	◎	◎	〇	◎	全国
3位	キャリアメニュー	転居 サポート	〇	〇	◎	○	関東 関西
4位	飲食転職なび	模擬 面接	〇	〇	〇	○	全国
5位	itk	非公開 求人が 多い	○	◎	◎	○	関東