炊飯器は必要なのか【徹底検証の結果】

食の知識
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初めての一人暮らしで準備する調理器具の中で、1番悩むのが炊飯器ではないでしょうか。そんな悩みを一気に解決する記事です。この記事を読むことで自分のライフスタイルに沿った決断をする事が出来ます。

最初に結論を出すと、めんどくさい方は必要そうでない方は必要ではありません。詳細を後述しています。

父さん、当たり前に使ってるけど炊飯器いるんかな?

筆者(作:次男)
筆者(作:次男)

良い目の付け所だね。1度考えてみる必要があるぞ

炊飯器の寿命は6年

メーカーでの設定期間は微妙に変わってきますがおおよそ6年です。その理由ですが、家電に限らずすべての商品には『製造メーカーが販売した商品の予備の部品を保有する期間』が決まっているからです。例えば冷蔵庫であれば9年間、炊飯器の場合であれば6年間です。メーカーは毎年新商品を発売してきますがすべての部品在庫を持つこととなればかなりの在庫となってしまいます。つまり古い商品の部品保有期間を6年間と設定する事で在庫を持つ必要がなくなり、必然として新商品の購入へと促されるのです。

炊飯器の種類

マイコン炊飯器

いわゆる従来の炊飯器です。これは釜の底に搭載したヒーターが過熱することで炊くことが出来ます。3合程度の少量に適しておりご飯がふっくらと炊けます。3合以上のニーズであれば不向きで熱が釜の底からだけなので稀にご飯にムラが出来てしまう場合があります。

価格3千円~。

IH炊飯器

近年メジャーとなっている釜全体を加熱するタイプの炊飯器です。全体を加熱する為つつがなく熱が通り直火で炊くような本格的な釜を実現していると言えます。ですので炊く時間はマイクロ炊飯器より早く、ムラなく炊き上げる事が可能です。

価格は1万円~10万円 幅が大きい

IH圧力炊飯器

前述した炊飯器の中でスペックが高く圧力を加えながら炊くタイプになります。

価格は3万~10万。

炊飯器のメリット・デメリット

炊飯予約が出来て失敗をせずに炊き立てを食べれるし他の料理にも使える

場所を取ってしまい狭いスペースの邪魔になる

NOBU

18歳イタリア料理コック修行を経て、食品関係へ転職。食の業種別に適材適所の転職が必要と考え発信しています。転職を通して業界のベースアップを目的としています。

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炊飯器以外の方法

炊飯鍋

ガス対応とIH対応または両方対応の炊飯鍋があります。火力で何度か調整する必要はありますが大体の目安で、中火の強で蓋をして10分加熱し10分蓋をして蒸らして混ぜる。直火調理なのでご飯がふっくら美味しく炊けます。炊飯器に比べ収納することが容易ですし、普通に鍋調理器具として使えます。しかも、作りがしっかりしているので明確な寿命はなく丁寧に使えば半永久的に使えるのではないでしょうか。

価格3千円~。

炊飯鍋のメリット・デメリット

壊れにくく、他の料理に使えるしコンパクトに収納が出来てご飯が美味しい

約10分間、火の管理が必要

電子レンジ炊飯器

電子レンジのスペックや電子レンジ炊飯器のスペックにもよりますが概ねふっくらと炊きあがります。300円と安い商品もあり炊飯器を購入するよりもかなりコスパは良いでしょう。炊く時間も約10分、その後蓋をして20分蒸らすというのが一般的。使用回数が少ない方や、調理器具を増やしたくない方にはおすすめです。

300円~。

電子レンジ鍋のメリット・デメリット

調理スペース少なく、既存の調理器具(電子レンジ)を使える為夏場暑くない。安価。

スペックにより炊きあがりに差があり、電子レンジスペックでも美味しさが左右される

パックご飯

メジャーな商品でいくと”サトウのごはん”この商品は、手間もなく電子レンジで好きな時に調理して食べる事が出来るので忙しい方、ものをとにかく置きたくない方はいいかもしれません。コスパ的には割高ですがご飯をそこまで食べない方は十分かもしれません。

1食200g 210円。

パックご飯のメリット・デメリット

電子レンジ調理のみで簡単使いきり、美味しいご飯が食べれる

コスパ悪く、ストックする場合に場所を取ってしまう

スーパーの白ごはん

メーカー製造のパックご飯と同じ扱いですが、スーパー惣菜売り場にある”白ご飯”は夕方には大抵割引になっておりパックご飯よりも若干割安です。もし割引で大量にあれば冷凍してストックしてもいいでしょう。

100g98円。

スーパーの白ごはんのメリット・デメリット

メーカーパックご飯よりも割安、1分電子レンジで温かいご飯が食べれる

スーパーに出向き、ある時とない時がある

結論

あれこれ考えたくない方、またはめんどくさがり屋な方は、便利な炊飯器は必要です。1923年から炊飯器が発売され近年に至るまでマイクロ炊飯器を主流に生活には欠かせない必需品でした。そういった歴史から鑑みても炊飯器の需要はまだまだ人々のニーズがあるようです。

ものを増やしたくない方、収納がない方は炊飯器は必要ありません。ご飯を準備する方法がいくつもあり上手に使えばものを増やさず、炊き立ての美味しいご飯を食べる事が出来ます。炊飯鍋や電子レンジ炊飯器などは機械ではないので故障する不安もありません。

自分を客観視してどちらか当てはめて購入を検討していきましょう。

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