イタリア料理留学のリアル体験談 【成功者が明かす事前勉強の重要性】

イタリア
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美食の国イタリアに魅了されたあなたは今、料理の留学をするか悩んでいることと想像します。この記事は、ちょうど2年間イタリア料理留学を経験した筆者がそのリアルな体験談を綴った記事です。少しでもあなたの留学検討の参考になれば嬉しいです。

筆者(作:次男)
筆者(作:次男)

24歳~26歳の2年間、父ちゃんはイタリア各地に料理の修行に行っていたんだ!

長男
長男

父ちゃんどうりでイタリア語にちょいちょい反応するんだね(笑)

この記事を書いた人
NOBU

こんにちは。
NOBU(のぶ)と言います。
イタリア修行を経て、食品関係へ転職した経験を発信しています。
発信する目的は ”食に携わる全ての職業のベースアップ”。

このような転職を考えている人に読んでほしいブログです。
①飲食→飲食へ
②飲食→異業種へ
③未経験→飲食へ

私の経験から調理師スキルを最大限活かした転職方法を発信します。
2024年3月からブログを運営中。

【●職歴★資格】
●調理師専門学校卒 
●イタリアン料理人5年
●イタリア修行2年
●食品会社営業17年
★調理師免許
★惣菜管理士1級
★日常会話イタリア語

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料理留学のきっかけ

筆者の場合のきっかけですが、18歳から地元を離れ3人共同生活でイタリア料理専門店で働き始めました。知識や技術を習得していくうちに23歳の頃、心の中で疑問が沸いてきたのです。この会社(お店)の中で実際現地イタリアに行って修行やレストランで働いた事のある人って数人しかいない…と。その頃の筆者は格式あるレストランであったのですが既に2番手の役割を担っておりそれなりの自信がありました。悔しい思いと、若さゆえの自信がイタリア留学へ突き進む理由となったのです。

しかし、筆者の例だけではなく様々な理由で検討をされている方々もいらっしゃると思います。きっかけはどうあれまずはイタリア料理の留学とはどんなものかをご紹介していきます!

イタリア料理留学

ルッカ・イタリア料理学院へ留学

イタリア料理留学なら「ルッカ・イタリア料理学院」 (lucca-italia.jp)より引用

イタリア料理留学なら「ルッカ・イタリア料理学院」 (lucca-italia.jp)より引用

イタリア料理 留学”とGoogleで検索すると上位に出てくるのが、筆者が生徒として入学した”ルッカ・イタリア料理学院”です。株式会社文流という会社が運営をされていてホームページから見て頂く通り怪しいとこは一切なく健全な学校です、十数年前の当時はジャンルーカ校長が全面に出ていて、日本語が達者で会話がすごく楽しかったのを覚えています。

筆者は当時1年間留学を選定しました、当時の費用はすみません覚えていません。HPを見ると現在は11,300ユーロで、日本円に換算するとおおよそ1,370,000円となります。これにプラスして諸経費という具合でしょう。コースは短期コースが4パターン、本科コースが2パターンありますのでそれぞれ今の状況とお財布事情とを考えながら検討して下さい。

コース内容

コースの内容やカリキュラムについて、改めて最近のHPをじっくりと見たのですがほぼ偽りのない内容だと思います。素晴らしいなと感じたのは、すべてに対して手厚いという事と、授業がちゃんとしているという事です。

逆に、不満だったところは筆者の経験値がそうさせたと思いますが”物足りなさ”です。ある程度知識や技術を習得したので、この料理と背景は知ってる…、僕が知っているレシピの方がより伝統的かも…など小生意気な気持ちで捉えていました。お恥ずかしい限りですが、若気の至りで尖っていたのは間違いありません。ですので、イタリア文化をそこまで知らないという方にとって、料理文化を知る素晴らしい環境だと言っていいと思います。後、講習後のインターンシップ(紹介されたお店で実際に働き学ぶこと)は筆者はルッカ近郊のお客も少ない、中途半端な近代イタリア料理を提供するお店だったのでかなり不満だったのを覚えています。事実、不満すぎて自ら日本人仲間に連絡を取り他店へ移って住み込みで仕事をしました。割と当時は日常茶飯事だったのではないかと思います。筆者の場合ですが、高いお金を払って中途半端なお店で学ぶなんて無駄でしかありません。

学生ビザ取得の為、帰国

最終的に帳尻を合わせ、なんとかカリキュラムが終わり帰国の時期になりました。そもそも筆者は3年くらい修行をしようと決意していたので、仲良くなった日本人料理人に連絡を取り次の住み込み可能なお店を紹介してもらって一旦日本に帰国しました。そうです、日本人が外国で暮らすには『観光ビザ』『学生ビザ』『就労ビザ』が必要なんです。日本人は裕福ですのでイタリア政府からなかなか就労ビザを取得できないのでとりあえず、学生ビザ取得の為一旦帰国したという感じです。

イタリア再入国し、いよいよ各地へ修行へ

2年間で、合わせると希望する4つのお店で働く事が出来ました。住み込みでかつお給料をもらえるお店というのは全体の半分くらいで基本的には無償で働き、学ばせてもらうというスタンスです。

でも実際には、お店側は働き者でタダで働く日本人は重宝しており当時でさえ、どこのお店に行っても日本人が1人は働いていました。当時から違和感を感じていましたが、学ばせてもらうから無償でいいというのは最終判断で、最初の交渉段階できちんと”私はある程度出来るのでこのくらいほしいです”と明言するべきです。事実、住み込みのお店に働き始めて2か月というある日本人仲間の給料が1,200ユーロ、日本円で148,000円でした。対して似たような境遇の筆者は0円。それを知った時には、言うべきことは言うという日本文化とは違う厳しさを感じ取れたのを強く覚えています。

ですので、もし働く場合であればしっかりと最初に交渉をしましょう!!

ビザ終了と共に帰国

充実感でいっぱいの中、帰国したのを覚えています。異国で働き、現地料理を見て、食べて、知ることが出来た事は人生において大きな価値だと今でも思っています。留学目的はそれぞれ違うかもしれませんが主体的になって自ら行動したという事は間違いのない事実であなたの資産となるでしょう。

留学の反省点

留学~帰国までの一連をご紹介しましたが、反省点はあります。それは

反省点

◆留学以前に日常会話を習得すべきだった

◆国際免許を取っておくべきだった

日常会話の未熟さ

料理に関する語学は事前に勉強していましたし、日本のレストランで日々使っていたのであまり問題はありませんでした。しかし、日常会話は全くもって出来ておらず現地に行ってから覚えればいいと思っていましたがそれは間違いでした。現地に行ってから、日常会話を学ぶのは遅いです。もし、日常会話が出来ていれば紹介してもらうお店に直接電話して交渉出来ますし、お給料の話だってできます。プライベートでは彼女を作る事だって出来るんです。最近ティックトックをみていて、下記に紹介していますがこれくらい日常会話が事前に出来ていたらもっと充実した日々が過ごせただろうなと思うばかりでうす。

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筆者は男なので、男として生まれた以上小麦色の肌をしたイタリア美女を口説きたいと思うのは自然な事です。度胸はあっても会話にならない、感情たっぷりの単語では無謀な挑戦でした…

逆に女性であればダンディーなイタリア紳士と初めから会話が盛り上がります。そもそも女性にはめっぽう優しいので事前に日常会話が出来ていればすぐに打ち解けるでしょう。

国際免許は必要

学生ビザを1年更新し、再入国してイタリアに戻った時期に国際免許を取得しとけば良かったと反省しました。レンタカーがあれば自由にどこへでも行けるので、それが理由です。イタリアは日本より少し小さい国で、多くの地方都市があり、それぞれに独自の郷土料理があります。地方を訪れるには車かバスを利用するしかなくとても大変です。国際運転免許証があれば、レンタカーを借りて自由に食べ歩きができたのにとすごく後悔しています。

国際免許取得には、国内で普通免許取得者が申請すれば2.3000円の手数料で申請し取得出来ます。有効期間は1年です。左ハンドルなのでその部分だけ注意して運転しましょう。

 国外運転免許証取得手続(本人による申請) 警視庁 (tokyo.lg.jp)より引用

イタリア料理留学のリアル体験談 【成功者が明かす事前勉強の重要性】 最後に

経験者である筆者は、新たな一歩を踏み出そうとしているあなたを応援しています。必ずあなたの人生において良い経験になりますし、検討をしている時点で既にあなたは立派な行動力を持っています。この記事で少しでも留学検討をしているあなたの参考になれば嬉しいです。”Buono studio!”

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NOBU

こんにちは。
NOBU(のぶ)と言います。
イタリア修行を経て、食品関係へ転職した経験を発信しています。
発信する目的は ”食に携わる全ての職業のベースアップ”。

このような転職を考えている人に読んでほしいブログです。
①飲食→飲食へ
②飲食→異業種へ
③未経験→飲食へ

私の経験から調理師スキルを最大限活かした転職方法を発信します。
2024年3月からブログを運営中。

【●職歴★資格】
●調理師専門学校卒 
●イタリアン料理人5年
●イタリア修行2年
●食品会社営業17年
★調理師免許
★惣菜管理士1級
★日常会話イタリア語

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