スーパーのバイトおすすめ部門はどこ?【精肉部編その理由を詳しく解説】

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スーパーのバイトおすすめ部門はどこ?

食に携わる仕事をして早24年以上の筆者。消費者側と提供側の視点を持っていると自負しています。この記事で得られる事はリアルな実態を知ることで迷っていた気持ちに整理が付き決断出来ます。

スーパー 精肉部門編

お肉を扱う精肉部門(畜産部門)。イメージでは太った男性従業員が大きな塊肉を捌くイメージがあるかと思いますが女性従業員も多くいらっしゃいます。業者から納品された塊肉を扱うので確かに力仕事の部分は否定出来ませんが扱う原料重量は2㎏~重くて5㎏というところです。午前中の仕事が主で、午後の作業はほとんど片付けや売り場整理という感じです。

基本的な作業内容ですが、

  • 鶏もも肉、胸肉のリパック→2㎏袋からドリップ(肉からでた水分)を取り除きトレーに盛る
  • 品出し        →パックされた商品をラックを使って売り場へ移動し並べる
  • ラベル値付け     →ラベル包装機で値付けしラックに移動
  • 簡単な包丁を使った作業→鶏肉ももから揚げサイズカット、胸肉スライスカットなど  
  • 見切り        →16時以降に賞味期限をみて貼る作業
  • 掃除         →まな板漂白、ごみだし、床掃除など
  • トレイの整理     →業者から納品されたものを直す作業

精肉部門の長所と短所で見た結論

長所(=プラスなところ)ですが、

①お肉の鮮度がわかるようになる

②中での作業が多いのでバレにくい

③お肉の市場相場知識を学べる

④高い肉をお手頃でもらえる

⑤単純作業が多い=難しくない

筆者は特に③が1番魅力を感じ、知識として習得出来る部分だと思います。バイトの立場でありながら仕入れ価格を知りそのうえでこの肉が100g〇〇円で売っているという利益背景を見る事が出来ます。仕入れ価格に関し、精肉部門は鮮魚部のような変動価格(市場価格)ではありません。消費者ニーズが高まる時期、または季節によって原料価格が変動する場合だけですのである程度店側からの売価設定で値段を付ける事が出来ています。つまり、人々の日常、消費サイクルをみて戦略的な販促をしています。この部分が面白いところです。

短所(=マイナスなところ)は、

①バックヤードが寒い

②単純作業が多岐にわたる=忙しい

肉の品質維持の為バックヤード(作業場)は15℃前後に設定されています。ある程度作業服の下に厚着をしていないと体がかなり冷えてしまいます。冷凍庫の中で作業または、ものを取りに行く事もあります。バイトの立場では肉をスライサーで切ったりする危険な仕事はほとんどないありません。鶏肉をリパック、加工品をリパック、ミンチをトレーにいれる、味付け商品を作るなど一つ一つの作業は簡単ですが仕事量はそれなりに多くあります。一般的には生鮮回り(青果・鮮魚・総菜・精肉・日配)の中で売上構成比率が1番高いのでおのずと購入商品数は多いです。ですので単純作業が多いのですが忙しいのです。買い物単価も高いので花形部門と称される事もあります。

結論 暇な時間を嫌う人にはうってつけのバイトなのです。

スーパーのバイトおすすめ部門はどこ?【精肉部編その理由を詳しく解説】まとめ

スーパーの花形部門と称される精肉部門ですが、その分仕事量が多くなるのは必然です。しかしバイトの立場であれば単調な仕事の数が多いだけで、作業をこなしていけばいいだけです。バックヤードの仕事がほとんどで仮に売り場に出たとしても帽子とマスクで、ほとんど識別不可能ですので高校生が始めるにはおすすめかもしれません。この記事をもとにご自身の性格や状況に合わせてご判断してもらえると嬉しいです。

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